サントリー VS ニッカ

    1313  13          

 このところ、NHKの連続テレビ小説が何れも高視聴率らしい。

 2014年度NHK連続テレビ小説後期は「マッサン」。 「日本のウイスキーの父」と言われる竹鶴政孝とその妻でスコットランド出身のリタとの物語である。

 ドラマの興味は別として、竹鶴政孝がその昔競争企業であるサントリーで、ウイスキー事業を興し、その後ニッカを創業した事である。何故そのようになったのかはドラマに譲ることにして、ここではサントリーとニッカの比較検討をしてみた。

 専門的に言うならば、両社の歴史とそれぞれの経営者から比較対象することにより興味が湧くのでポイントをその辺に置いてみた。


      ☆マッサン(竹鶴政孝)はイギリス:スコットランドで修業

  ウイスキーの発祥の地はアイルランド
2011年に私は発祥の会社「オールドブッシュミルズ蒸留所」を訪ねた。
オールドブッシュミルズ蒸留所の建物、当然試飲も可能。マッサンは同時期に発祥したスコットランドで修業した。 試飲後、余りにも美味しいので購入。車の中で運転手以外でラッパ飲み、忘れられない味でした。

   
   ☆日本のウイスキー2社、発祥の地
 

         
            サントリー発祥の地

大阪府三島郡島本町の山崎蒸溜所。鳥井信治郎が、葡萄酒の製造販売を目的とした鳥井商店を創業。
ウイスキー製造立ち上げ時の山崎工場長は後のニッカ創業者竹鶴政孝である。

           ニッカ発祥の地

北海道余市郡余市町に前身である「大日本果汁株式会社」が設立され、同社の略称「日果(にっか)」の片仮名書きが現在のブランド名「ニッカ」になっている。
 一貫して 『品質のニッカ』を標榜。

       
        ☆創業者(テレビ)

              
サントリーの創業者:鳥井信治郎を演技派として知られる堤 真一(50才)が好演。
公共のNHKゆえに社名、人名は架空となっている。

マッサンこと竹鶴政孝を俳優:玉山鉄二(34才)、その妻リタ役をアメリカの女優:シャーロット・ケイト・フォックス(29才)が演じる。双方共に既婚。

  ☆創業者(本物)

 

 

 サントリーの創業者 鳥井信治郎
(1879年~1962年)大阪市立大学卒

竹鶴政孝(1894~1979)はスコットランド修業時代、妻となるリタの弟に柔道を教えていた縁で結婚することになる。

       
     ☆社名の由来

 サントリー

 当時の人気商品 「赤玉ポートワイン」 の「赤玉」すなわち
太陽(サン)の下に自分の名前、鳥井(トリイ)を結びつけて
サントリーとした。
他に、「鳥井さん」をさかさまにして「さん鳥井」→「サントリー」
なったといった俗説もある。

 ニッカ

 1934年(昭和9年)北海道余市郡余市町で、
竹鶴正孝が「大日本果樹株式会社」をサントリーの
創業者鳥井信治郎から独立し創業した。
 「ニッカ」の社名は、旧社名の「大日本果樹」の
「日果(にっか)」に由来している。

 

        ☆現在の経営者

 サントリー会長 : 佐治信忠

 平成13年~26年まで13年間サントリーの4代目社長で業績を伸ばした。慶大卒、68才。
 父親は創業者鳥井信次郎の次男で2代目社長の佐治敬三。

 2013年アメリカの雑誌「フォーブス」にて、佐治信忠は個人資産107億ドル(1兆円を超える)、日本の富豪2位にランキングされた。

サントリー社長 : 新浪 剛史        (にいなみ たけし)

 慶大卒、55才、横浜生れ。

1981年~2002年 三菱商事
2002年~2014年 ローソン              社長
2014年~5代目サントリー社長

サントリー前社長、佐治信忠は会長に就任。

 

 中川圭一 : ニッカ社長

 東京都生まれの58歳、
 東京大学農学部卒。

 役員経験を経ずに社長に    就任。本人いわく
 「私自身はもちろん、社員   にとっても青天の霹靂」。

 今では親会社であるアサヒビールが、ニッカが製造する商品の販売及びマーケティングを全て実施、している。

 

 今や、影の社長夫妻となり、ニッカ売上げの貢献者となりつつある二人。
今年1~8月の国産ウイスキー売り上げが前年同期比の7%増となった。中でも「竹鶴」ブランドが39%増、今ではニッカの重要な宣伝マンである。

 

 日本のウイスキー業界に大貢献、サントリーとニッカから今年は破格のボーナスがプレゼントされるかも?

 

 

サントリー歴代社長
1  鳥井信治郎(鳥井商店→寿屋) 1899~1961年
2  佐治敬三(寿屋→サントリー) 1961~1990年
3  鳥井信一郎 1990~2001年
4  佐治信忠 2001~2014年
5  新浪剛史 2014年~

     ☆サントリー社長  新浪 剛史の実力と野望

三菱商事からの命令でローソンの立て直しを支持されたとはいえ、以下はジャーナリスト財部誠一の評価である。

 新浪が残した最大の業績は、11年連続増収の輝かしい決算ではなく、ローソンを支える加盟店オーナーとの絶大な信頼関係だった。新浪は社員の心を、あるいは1万人近い加盟店オーナーの心をわしづかみにしてきた。力は勿論、人間的魅力もあるのであろう。

 ダイエー(元、親会社)の経営破たんのプロセスで、ローソンの経営は傷み切っていた。新浪は徹底したスクラップ&ビルドを通じて、新浪ローソンを構築してきた。外部から優秀な人材を自らスカウトしながら、企業文化そのものから根こそぎローソンでイノベーションを起こしてきた。

 佐治は、新浪が「数年前から意中の人物だった」と語っているが、新浪に対する期待、信頼は相当のものがある。新浪に近い筋によれば佐治は「三顧の礼をもって迎えた」と言う。

 サントリーは最優良の同族企業である。ゆえに社員がいだく創業家へのロイヤリティは絶大だ。また創業家は社員に対して最後まで面倒を見る。そして創業家と社員をつなぐ信頼関係ができあがっている。

 佐治が経営の一線から退くわけではない。二人三脚の経営体制となる。

 また創業一族にバトンを戻すことも前提だろう。昨年夏に株式上場したサントリー食品インターナショナルの社長である鳥井信宏(48歳)に襷をつなぐのが新浪のミッションである。

  こうした限定的な環境のなかで、新浪はサントリー社員からどれだけの信頼を勝ち取ることができるだろうか。

                                            以上、ジャーナリスト財部誠一より

 新浪は55歳。昭和56年に大手商社の三菱商事に入社し、平成14年にローソンの社長に就いた。
 ことし5月に会長に退くまでの12年間、国内だけでなく中国やタイなど海外での出店を進め、コンビニ事業の国際化に道筋もいち早くつけた。

 厳しいコンビニ業界での競争、当然セブンイレブンの鈴木敏文を意識しての挑戦であったろう。今では流通業の成功者である鈴木敏文に追い付け追い越せをスローガンにしていることが窺がわれる。

 
 サントリーは、ことし5月にアメリカの蒸留酒メーカー、「ビーム」を買収したが、国際展開をどう進めていくかが重要な経営課題となっていて、ローソンで国際化をけん引した新浪の手腕に期待して社長に迎えることにしたものとみられる。

新浪 剛史 ローソンでの成功秘訣・・・

 ローソン時代、社員の心を、あるいは1万人近い加盟店オーナーの心をわしづかみにしてきたと言われる。退いた今でもカリスマ的社長としてあがめられているという。
 ローソンで成功した要因は

1.生鮮食品、惣菜を売る。  2.女性や高齢者をとりこむ。  3.いれたてコーヒーの販売  4.ローソンのおにぎりは美味いの評判、等他社に先んじた方針で顧客の支持を得てきた。

新浪 剛史 今後の野望は・・・

 三菱商事、ローソンと次々と成功を収めてきた新浪は、今度は名門サントリーで世界の市場を相手に活躍の場を求めたのである。一貫して流通業での活躍で、サントリーで活躍の次のステップを当然描いているだろう。
 その先には、アメリカのコカコーラや、世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートではないかとさえ囁かれている。
 私生活では3回結婚し、3回離婚している猛者とでも言えようか。今後の活躍は如何に・・・

            コンビニ業界 売上高&シェアランキング TOP10

  企業名 売上高
(億円)
売上高
シェア※
店舗数
1 ローソン 1兆9,065 31.8%                 11,650店
2 セブン&アイ・HD(コンビニ事業) 1兆8,991 31.7%                 16,100
3 ファミリーマート 1兆5,845 26.4%                 10,300
4 ミニストップ 3,526 5.9%

                     2,150

5 スリーエフ 977 1.6%

                        563

6 ポプラ 868 1.4%

                        651

7 山崎製パン(コンビニ事業) 674 1.1%

 

 

           ☆伝統から飛躍へ (サントリー) 

    サントリーの宣伝      サントリーの赤玉ポートワイン      アメリカ:ジムビーム社を買収

明治40年、サントリーが製造販売した「赤玉ポートワイン」

日本の広告ポスター史を語る上で絶対に外せない一枚。
 1922年(大正11年)広告界の鬼才といわれた片岡敏郎は、初めてポスターにヌード写真を取り入れ、多くの話題をよぶことになる。
 モデルの女性はスタジオに6日間もカン詰めになり、1ポーズについて60枚もの写真を撮られたそうである。
 最初は着物姿、次に肌着、最後は上半身裸というふうに、モデルの気持ちを自然に和らげ、ムードを高めた上での作品である。
 無彩色の背景に、ワンポイントの赤いワインへ視線を引きつける計算された画面構成は、ドイツの世界ポスター展で1位になつた。日本で初めてのヌード写真と言われる。
 しかしモデルの女性は、このポスターに出演したことによって親から勘当になつたそうである。

寿屋(現サントリー)の創業者である鳥井信治郎がスペインから輸入した葡萄酒を販売したが、周囲からは不評だったため、「日本人の味覚に合った葡萄酒をつくる」べく、幾度となく甘味料の配合を重ね、1907年(明治40年)4月に「赤玉ポートワイン」を誕生させた。

名前にあるポートはポルトガルの港町ポルトの英語読みで、もともとポートワインとはポルト港から積み出されるポルトガル産ワインを意味していた。

その後、ポルトガル政府の抗議等で、商標権の問題を抱えていたこともあり、1973年(昭和48年)に現在の名称である赤玉スイートワインに改めた。

大正時代、ワイン市場の60%を占めていた。

その後大正12年竹鶴政孝を招き国産ウイスキーの製造を始める。

ジム・ビーム(Jim Beam)は、ケンタッキー州、クラーモントで蒸留製造されているバーボン・ウイスキーの銘柄である。この銘柄のウイスキーは、1795年以来、蒸留製造されている。ジム・ビーム銘柄は、ビーム社が所有していたが、2014年、ビーム社全株をサントリーホールディングスが総額160億ドルで買収し、2014年5月に社名をビーム サントリーに変更した。

サントリーは、1兆6000億円で買収した米蒸留酒最大手ビーム社の120カ国に広がる販売網で、サントリーウイスキーを7月から売り始めた。

 2013年に6000億円だった蒸留酒事業の売上高を2020年に1兆円にする目標を掲げる。

サントリーのビーム社買収で、サントリーは蒸留酒メーカーで世界10位だったが、蒸留酒事業では世界3位に浮上し、同分野で首位の英ディアジオ、2位の仏ペルノ・リカールの追撃を図る。

 

  

    ☆ウイスキー 世界市場規模

ウイスキーの発祥の地はアイルランドであるが、一方ウイスキーの本場はアメリカである。以下はその規模である。

 1位 アメリカ       3,094万ケース
 2位 日本          829万ケース
 3位 イギリス        639万ケース
 4位 フランス        429万ケース
 5位 オーストラリア    300万ケース

 しかし、経済発展が著しいBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)等の国が年率120%で伸びているという。特にインドは1位のアメリカを上回る勢いであるという。

     ☆サントリー会長  佐治信忠の野望

 今回、サントリーのビーム社買収にあたって、三菱東京UFJ銀行が1兆4000億円を貸し出すという。
 単独での民間企業向け融資としては過去最大級だそうだ。現在、邦銀はお金が余っていて貸したくてしょうがないので、これだけ巨額の融資を決定したということらしい。

 会長の佐治信忠が個人資産1兆円を所有しているとはいえ、この買収額は異常とも言える。
 
 なぜ、サントリーは蒸留酒(アルコール度数の高いウイスキー、コニャック、ラム酒等)に大枚をはたくのか?

 日本では人口減で多くを望めないが、世界的に見るとこのスピリッツ(蒸留酒)市場が成長しており、その売り上げは18兆円である。

 上記のBRICsが著しくウイスキー市場で注目されており、特にBRICsの人口は
ブラジル2億人、ロシア1.4億人、インド12億人、中国14億人、南アフリカ0.5憶人

 BRICsの人口合計は約30億人、日本の人口1.2億人とは比較にならない。30倍である。

 ここでサントリーの戦略が見えてくる。狭い日本ではなく、世界に目を転じたのである。そう、サントリーは国際的な企業に生まれ変わろうとしているのであろう。

 だからこそ、同族の経験が少なく若い鳥井信宏(48歳)に5代目を譲らず、まだ55歳の新浪 剛史をワンポイント社長に据えたのであろう。

 

   ☆両会社の実績

サントリー ニッカ(親会社:アサヒグループホールディングス
の実績数字)

売上高
資本金
社員数
関連企業


ビールシェア
ウイスキーシェア


1兆8,027億円
    700億円
28,532人
サントリー食品、サントリーワイン、サントリービール、
ビーム サントリー、
サントリーウエルネス他

サントリービール 占有率21%(国内3位)
サントリー      占有率60.2%(国内1位)

1兆5,790億円
1,825億円
17,956人
アサヒビール、ニッカウヰスキー、アサヒフードクリエイト、
アサヒ飲料カルピス、和光堂、エルビー他

アサヒビール 占有率35%(国内1位)
ニッカ 
       占有率22.7%(国内2位)

  ☆地元、北海道は

 札幌の歓楽街、ススキノ十字街のビルには髭のニッカ

創業者の竹鶴政孝が北海道余市に工場を求めたのは、ウイスキーの発祥の地スコットランドに気候風土がマッチしていたためと言う。

余市町は人口2万人、漁業と農業(果樹園)の街

町はマッサンで1色

余市町長は 嶋 保 59才、北海学園大卒

過疎の町に降って湧いたような連続テレビ小説「マッサン」、千載一遇のこのチャンスを過疎の町、または限界集落に突き進む町をいかに活性化出来るか手腕が期待されるが、果たしてその能力は・・・笑っている場合ではありません。

      ☆頼むはコマーシャル(美女対決)

        檀 れい 43才  熟女
   配偶者はテレビドラマの元相棒で及川光博

 広告で有名なのは開高健、山口瞳、松田聖子、椎名誠
 が一世を風靡した。

       井川 遥  38才  こちらも熟女
   配偶者はファッションデザイナーの松本 与

広告で有名なのはポール・アンカ、桜井淳子、大泉洋が人気を博した。

檀レイ コマーシャル動画  (←クリック) 井川遥 コマーシャル動画 (←クリック)

二人とも何れ劣らぬ熟女。アルコール業界、ウィスキー製造メーカーゆえに熟成の美女対決であろうか。はたして軍配はどちらに!

             ☆海外の評価


ニッカウヰスキー、6年で輸出18倍 海外で高まる日本産ウイスキーへの評価

 「海外視点」で日本を報道するNewSphereによる記事は以下の通り。

 【日本のウイスキーの味の評価は?】

 日本のウイスキーの味の傾向について、滑らかで、芳醇で、深みがある、という特徴を挙げている。スコッチよりも口当たりが良いため、女性客にも人気が高く、しかもストレートで味わっている、と香港のウイスキーバーのオーナーはコメントしている。また、スコッチほど古い年代物にこだわらなくても、十分に満足のいく質だ、と述べている。

 【日本のウイスキーの“聖地”巡礼へ】

 日本初のウイスキー蒸留所である大阪府のサントリー山崎蒸留所と、北海道にあるニッカの余市蒸留所を訪れたときの様子を、CNNの記事は詳しく伝えている。これらは日本のウイスキー造りの2大“聖地”と言える場所だ。どちらも、竹鶴政孝氏が創設に深く関わっている

 蒸留所のある土地の風景の美しさや、土地の特色、工場見学ツアーの様子などを、詳しく紹介している。また、自分はこれまでいろいろ日本を旅してきたが、余市蒸留所のテイスティングルームで、雪に覆われた景色を窓から眺めながら、ウイスキーを試飲したのが、いままでで最高の経験だった、と記者は記している。そして、蒸留所でしか手に入らない、試飲できない貴重なウイスキーがある、とウイスキー好きの読者の心を刺激している。記事には、両蒸留所へのアクセス情報も添えられている。

 

 結び・・・

 サントリーとニッカの対決は、昔から話題は尽きなかった。
 子供の頃、親の目を盗んでよく「赤玉ポートワイン」を飲んだものである。当時はアルコールとはこんなに甘いものかと錯覚していた。当然サントリーなどと社名を知る由は無かった。

 高校時代は金は当然なく焼酎であった。メーカー等記憶には無い。少年時代、アルコールなんぞ飲まなければ頭脳明晰でバラ色の人生を迎えられただろうにと反省したが、そこが人生と自覚した。

 大学生として花の都・東京時代、自称貧乏学生、苦学生の代表であった。アルバイトで資金を貯めては仲間とスナックやバーに通った。当然目的は酒ではなく夜の蝶であった。

 トリス・バ―のトリスが、当時サントリーとは知らなかった。サントリー・レッドやハイ・ニッカは安くて学生の味方であつた。

 社会人に転じて、友人がサントリーやニッカの社員になっていた。当然ウイスキーもビールも自社製しか飲まない。いたずらして酔った友にコップに他社の酒を飲まして間違うと皆でヤンヤの喝采であった。

 サントリーが世界に飛躍するという。アメリカのジム・ビーム社を買収し、その商圏は世界120カ国になるという。
 
ニッカを抱えるアサヒビールも虎視眈々と世界に目を転じているだろう。そのスピード感は加速度的に広まろう。NHKの「マッサン」を世界に放映するともっと効果が増すかも知れない。そう、日本の「おしん」やアニメは全世界で評判が良い。

 海外旅行をすると、世界の各地でトヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダの車業界の看板を目にする。またキャノンは先進国では超有名だ。(発展途上国ではポイ捨ての中国製カメラが多いようだが)
 日本人と見るや必ず友好的に話しかけられる。日本の製品は素晴らしい!と。

 今後、世界中に「ニッカ」、「サントリー」の看板と評判がまん延するかも知れない。合わせて世界遺産の日本料理とセットでますます人気が出るかも・・・

 両社は、我々貧乏年金高齢者を相手にはしておれないだろう。そうなると、せめて三途の川や天国か地獄でで安い酒を探すしかない。

 それにしても、NHKの連続テレビ小説は影響力抜群である。ニッカかサントリーが企業献金か賄賂を贈ったのではと勘繰りたくなる。

 今回はウイスキーであつたので、次回は食べ物でしょう。斜陽の食品業界の経営者は今から寝ずに考えた方が宜しい様で。時間が来ましたので今回はこの辺で。
                                                      おわり

  

inserted by FC2 system