天国にいちばん近い島
ニューカレドニア
珊瑚礁は世界遺産に登録 |
日本からおよそ8時間半のフライト | 行政所在地はヌメア |
旅の初めに・・・ 2015年7月、南太平洋の小さな国ニューカレドニアを旅することにした。 「天国に一番近い島」というキャッチ・フレーズがあるので、天国の下見も出来るかもしれないと、期待に胸ふくらませて旅立つ事にする。 |
☆ワンポイント情報
・国名 ニューカレドニア(フランスの海外 ・民族構成 メラネシア人43%、ヨーロッパ人37% ・面積 四国と同規模 ・宗教 キリスト教90% ・人口 23万人 ・言語 フランス語、クレオール語 ・首都 ヌメア(人口10万人) ・産業 コバルト世界第4位、ニッケル世界題位 ・宗主国 フランス ・特徴 珊瑚礁は世界遺産に登録 ・平均寿命 73才 ・識字率 91% |
☆ニューカレドニアとは・・・
西太平洋に人が住み始めたのは5万年前であった。 1774年にキャプテン・クックによって「発見」され、1853年にフランス領となっている。当初は流刑植民地であった。 英米人はアルコールやタバコを物々交換の品物に混ぜ、先住民を中毒にした。またヨーロッパ人との接触で天然痘、インフルエンザなどさまざまな疫病が先住民の間に蔓延し多くの人々が死んだ。 フランスの海外領土で、事実上の植民地である。 宗主国フランスが手放したくない理由はコバルト、ニッケルの資源が豊富な事と、南太平洋地区として軍事的に重要拠点のためと云われている。一方、独立を一部の政党が叫んでいるが、観光以外に目立った産業に乏しいため、国民の希望はフランスの領土として認めているようである。 2014年から2018年にかけてのいずれかの時点で独立かフランス残留かの住民投票を行うこととなっている。 |
☆出発進行
成田~首都ヌメアまで直行便のエアカリン | さすがフランス系ゆえ機内食は美味い | ワインは当然フランスワイン |
ヌメア国際空港 | 観光立国だけに清潔、綺麗な空港内 | 空港を後に市街地まで40分 |
☆ホテル (ル・メリディアン・ヌメア )
ホテルはビーチに囲まれた絶好のロケーション |
首都ヌメアの郊外にあるホテルへ | フアイブスターのホテルは人気、ビーチの傍 |
ホテル中庭 | 夫婦ヤシ | 中庭の先はビーチへと |
ホテル前のビーチ、海が綺麗 | ビーチ傍のレストラン | 海を眺めながら日向ぼっこ |
ホテル中庭にある結婚式場 | 今日も一組、愛の鐘を鳴らす |
どの部屋からもビーチが見られる | レストランから見るビーチ | シーフード満載のレストラン |
レストラン | フランスパンがとっても美味い | ビュッフェスタイルの朝食、南国のジュース美味い |
サーモンやハム類も豊富 | チーズとヨーグルトも各種 | いただきま~す |
ホテル1階には日本食の「将軍」、今や日本料理は世界で大評判 | 日本酒は如何と日本人店主。日本から来て苦労しましたと語る |
☆ヌメア(行政所在地)
ヌメアは、フランス領ニューカレドニアの最大都市。 南太平洋で最も都市化・産業化された街のひとつであり、メラネシアやポリネシアの多くの島からの出稼ぎや移民も多い。 人口98,000人。当初は政治犯などの流刑植民地だったが、後に近くから見つかったニッケルと金の採掘の中心地として発達し、日系移民など多くの移民を受け容れた。 第二次世界大戦中、アメリカ軍の多くの部隊の司令部がヌメアに置かれていた。 ヌメアはグアムのハガニアなどと並び、太平洋の島国で最も「西洋化」された街である。 ヌメアは他の太平洋の島国の首都より晴れの日が多く南太平洋でも恵まれた気候にあり、都心からそう離れていない場所にすばらしいビーチがある。 |
南太平洋の木は大きい | 街を走る観光バス |
市内バスの停留所 | マルシェ市場は市民の台所 |
☆市場
街の市場「マルシェ」は6角形の屋根が数戸並ぶ | 洋服、野菜、肉、魚、果物の塔が並ぶ | 真っ黒なカニ |
☆ビューポイント
世界遺産の海 |
旅の基点、ヌメア |
☆街並み
洋上に浮かぶレストラン |
ヨットハーバー | 綺麗な海と綺麗な空、そして白い船とマスト | シグナル島へは桟橋を歩く |
街の大手スーパー、物価は日本の3割増し | しかし、フランスパンだけは1本100円程度と安い |
フランスワインはズラリ。1000円程度から数万円まで並ぶ |
市内バスで移動 | 屋根に牛が |
桟橋の突端にある洋上レストラン「ル・ルーフ」はレベルの高いフレンチ・レストラン |
ヨットハーバーは各地に | 教会は丘の上に | 丘の上には高級住宅街 |
街の子供達 | フランスパンは安いので助かるわ、とお母さん | 若者は陽気 |
人気の切手シート |
ボートタクシーで島めぐり | 洋上コテージ |
ラグーンに囲まれた島とコテージ |
旅を終えて・・・ 成田空港を飛び立つ時から、乗客は新婚さんのようなカップルばかりが目立った。時たま家族連れが如何にも平和そうにニコニコ顔である。 「天国に一番近い島」という言葉通り、平和で安全な国であった。とにかくビーチもヨット・ハーバーの海の色も鮮やかに綺麗であり、その青と言うか群青色がそのまま空につながっている。 海と空の境界線が分からない。桟橋から見る色とりどりで大小の魚がこれまた美しい。水に浸かると魚たちが人間の体に触れてくるだろう、そんな感じがした。 こんなに静かな楽園の島にいると、惚けがすすみそうなので、あまり人様には勧められない国である。余りにも暇なので、つい天国探査に行くのを忘れて帰って来たしまった。しまった!もう一度行かねば・・・ 終わり |