リヒテンシュタイン紀行

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          リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツから、標高400mに建つファドゥーツ城を見る

 旅の初めに・・・

 2014年11月、リヒテンシュタインのミニ国家の旅を計画する。

 リヒテンシュタインの元首は、元オーストリア・ハプスブルク家の家臣で、ヨーロッパの君主のなかで所有資産が最大であるという情報を得ていたので、どのような国なのか大変興味があった。

 しかも別荘を得るがごとく国を購入したという。そのノウハウは? 好奇心は募る。

               スイスとオーストリアに囲まれたミニ国家

     ヨーロッパには4つのミニ国家がある            スイスの影響が強い

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  ワンポイント情報

 ・国名       リヒテンシュタイン公国            ・民族      ドイツゲルマン系   
 ・首都       ファドゥーツ                   ・面積      小豆島と同規模              
 ・人口       35,000人                     ・言語      ドイツ語
 ・宗教       カトリックが76%、プロテスタントが7%    ・平均寿命   80.3歳
 ・識字率      99.9%                   

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      ☆イタリア→フランス→スイス→ リヒテンシュタイン

 イタリア旅行後、フランス、スイスを経由して入国  イタリアはパスタの国、ドライブインには各種    子供が喜びそうな各種のパスタが並ぶ

       イタリア・ボローニャ空港 イタリア半島・サンマリノのミニ国家旅行を終えて    空港土産物店、小麦の穂がイタリアらしい

    イタリア~フランス:シャルル・ド・ゴール空港経由             スイス:チューリヒで1泊

 

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           ☆海外旅行の鉄人

Aさんは不思議な人である。要求もしないのにスッチーがオシボリ、飲み物、スナックを何度も持ってくる。隣の私にはくれない。なぜ?     Aさんは世界の国の情勢に詳しく、鉄人である。

 今回の旅で、旅の鉄人3人とご一緒する事になった。全員80歳以上の方である。

 はたして何者か、と思わせる方ばかりである。旅行以上に方々のお話の方に興味が湧く。3人に共通するのは、良く食べる、飲む、足腰が強い、好奇心が若い者より旺盛、頭脳明晰、知識が豊富・・・

 3人の恐るべきパワーをまとめてみた。参考になるでしょう。

 Aさん

 80歳?位でしょう。奥様を亡くして、日本では一人で住んでいる。現役の後半、心臓手術をして家で殆ど動けず、近所の奥様方がスケジュール表の元、食事他の面倒を見てもらった。
 生前、亡くなった奥様の近所付き合いの賜物です、としみじみ有難さを回顧する。だから海外旅行の際は必ず喜ばれる土産物を買うという。

 この方に興味を覚えたのは現役の時の仕事である。仕事の内容は世界各国の政府の役人と会い、何かをなす事らしい。ODAでもJIKAでもない。国連職員でもない。商社でもない。民間企業であるという。物を売るわけでも買うわけでもないという。

 一番仕事がし易かったのはアメリカだという。アポをとると簡単に会ってくれ、話を聞いてくれるしよけいな気を使わずに合理的であるという。
 独裁国家や袖の下を必要とする国は大変であったらしい。

 世界の殆どの国を仕事で、それも一人で行くという。よほどでなければ通訳は付けない。だから英、独、仏、ロシア語、イタリア語、スペイン語等が堪能の様である。今回の旅行でも行き先々5カ国で流暢に話をし、ガイド以上であった。

 国際連合加盟国である193ヶ国の内、188カ国を仕事と趣味で既に訪問したという。
 例えば驚くのは、アフリカの56カ国の名前と位置、特徴をすらすらと云うのである。大手術後、惜しまれながら60代後半で勇退し、今はのんびり海外旅行を続けているという。今回のミニ国家はリヒテンシュタインだけ未訪問で、他の国は仕事とプライベートで4~5回行っているという。

 さてこの方の職業は何でしょう? 最後まで教えてくれなかった。まだまだ私は未熟者です。

                 Bさん                Cさん

Cさんのザックの名札にはヒラリーが

 Bさん

 80歳位の女性である。上品、語学堪能、話が上手、聞き上手でもある。お酒が大好き・・・ とても80歳とは思えない若さと美貌を兼ね備えている。

 昼食、夕食時に隣席になる事が多く、その度に酒のツマミをそっとお裾分けしてくれる優しい人柄である。
 193カ国の内、まだ行ってない国はソマリアとアフガンだけなのよ、と言う。そう、この2国は内戦状態で危険なのである。

 でもまだ行ってない国がありますよ、天の国!  と言うと、そうね今度一緒に行きましょうよ! と返してくる。

 結局、お若い時の活躍や個人情報は聞けずじまいであった。 まだまだ私は未熟者です。

 Cさん

 米寿であるという。そう88歳だ。カメラとビデオを引っ提げて大活躍である。そして帰国するとパソコンで編集して、日本で待っているフアンに配るという。
  ITお爺ちゃんここにあり! こんなお爺ちゃんと会うのは初めてである。

 食べる、飲む(昼・夜)、足腰強い、山男の私より歩くのが早い、朝も早くから散歩し写真撮影に忙しい。耳も良い、目も良い、歯も全部ある、髪の毛     もある、お金もありそう、御洒落だ。話しぶりからかなりの見識をお持ちのようだ。

 控えめながらただ一つこのお爺ちゃんの自慢は、登山家のヒラリーとエベレストの5200mのベースキャンプで握手した事である。2005年だから79歳の時である。現在でも海外遠征登山をしているようだ。そう、三浦雄一郎(82歳)より年長なのだ。

 エドモンド・ヒラリーは、1953年5月シェルパのテンジン・ノルゲイと人類初となるエベレスト山頂到達に成功した有名人である。この時、ヒラリーは息子のエベレスト挑戦で付き添ってきたという。息子は残念ながらこの時登頂は出来なかったらしい。

 重ねるが、お爺ちゃんは山好きだ。何度も海外の山に行っている。だから旅行中のザックに名札が付いているが、ヒラリーと一緒に写した写真が自慢なのである。

 この御三人、まだまだ元気で、旅は続くであろう。  人生を生き抜く、そんな代表例を教えていただいた気がした。心からエールを送りたい。


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      ☆スイス料理 (チューリッヒ)

スイスの夕食、前菜は壺の中にオニオンスープ、チーズを溶かし具が沢山、その上にパンをのせてある。大変美味、これでお腹一杯! スイスはドイツ語圏、ドイツと言えばソーセージとポテト、メイン料理はその代表。
味はシンプル・ザ・ベスト!
  デザートはアイスクリーム、味は万国共通?

  
   ☆スイスの朝、お散歩!

チューリッヒの街、ホテル界隈を散歩、11月です。    スイスは国中が美観を大切にする             紅葉真っ盛り

 

  民家前、古新聞の集配日、日本と同じです         緑と赤が印象的          日本にもありそうな

 スイスの上空は綺麗、北京は羨ましいでしょう  チューリッヒは空港の街、飛行機が飛びたつ スイス国旗は平和の象徴、このマークを見ると安心


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     ☆スイス → リヒテンシュタイン

    チューリッヒから高速道路を車で移動          チューリッヒ湖            ヴァレン湖

  郊外、秋だが緑が濃い、山には雪がチラホラ    車中で予備知識         郊外、小麦畑であろうか

                    アルプスの山並みが迫る

 

       同じ景色が広がる         古城とアルプスの白い頂きが美しい

リヒテンシュタインの首都、Vaduz(ファドゥーツ)の文字が最下段に   これから向かう高原リゾート村「マルブン」が中腹に見える


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     ☆リヒテンシュタイン:ファドゥーツ(首都) 

 

 同国中部のライン川上流右岸にあり、スイスとの国境に近い。

 レティコン山塊の北西麓にある観光の中心地で、美術館のほか16世紀からのもある。

 住民のほとんどがドイツ系アレマン人。人口5,100人(2009年)。

 

             ☆国境 (ライン川)

 橋の真ん中に、スイスとリヒテンシュタインの国旗が見える  左SCHWEIZはドイツ語でスイス、右がリヒテンシュタイン



                国境の橋の下にはライン川がゆったりと流れる

      動画・・・「ローレライ」

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   ☆マルブン (アルプス山中の高原リゾート村)

 スキー場ロープウェーはこの時期端境期で休業        小高い丘に囲まれる           ロッジやホテルが多数

 マルブン・・・

 スイスとリヒテンシュタインの国境を挟むライン川を渡り、ツヅラ折りの道を1500mの高さまで車で30分を登る。

 国境のファドゥーツは標高400mだから、標高差1100mの高原がスイスやオーストリア、リヒテンシュタイン等ヨーロッパの人気スポットである。
 夏は避暑地、冬はスキーのメッカである。山小屋やホテル、レストランが多数並び、その光景はスイスと変わらない、

 見渡すと周囲を、ヨーロッパ・アルプスの山々に囲まれ、空は群青色に輝き、下を見下ろすと今登って来たライン川がゆったりと流れる。このロケーションが良くて人々はここに滞在するのであろう。

     これから雪が降り、スキー場がオープンする様だ            大きなホテルも林立

              レストランの看板              スイスと光景は同様

     ライン川の向こうはスイス、こちらがリヒテンシュタイン。 絵になる光景

遠くにアルプスの山々を眺めながら、首都ファドゥーツの中心地は右へ              ロシア正教会もある

       
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        ☆リヒテンシュタインとは・・・

 
 スイスオーストリアに囲まれており、首都はファドゥーツ

 非武装永世中立であり、軍事・外交をスイスが代行している。警察官は70人ほどいる。また通貨もスイス・フランを使用しており、郵便・電話など生活の様々な面でスイスと共通である。

 国境を接する全ての国が内陸国である「二重内陸国」(海に出るために少なくとも2つの国境を越えなければならない)である。

 日本の小豆島とほぼ同じである。世界で6番目に小さい国。

        ☆ファドゥーツ城

 ファドゥーツ城は、リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツにある城である。

 リヒテンシュタイン公の官邸として利用されている。首都の名を冠するこの城は、近隣の丘の上から眺めることができる。

 12世紀頃の建設とみられる。

 リヒテンシュタイン家はファドゥーツの伯爵の地位を購入した1712年に城を取得した。

 城にはリヒテンシュタイン家が居住しているため、城内の一般公開はされていないが、年一度の国民招待があり殆どの国民が見学している。

          ファドゥーツの街から120mの丘の上に城は建つ

      
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          ☆侯爵所有のワイン農場

             レストランも併設                ウエルカム

 

                       アルプスの山並みとワイン畑

           ブドウの時期は今季終了   塀に絡まる葡萄の残り、一粒拝借、熟成されとても甘い

  ラベルには「リヒテンシュタイン」の文字が    リヒテンシュタイン侯爵特製のワイン、飛ぶように売れる

 

           青い空と、白いアルプスの山、スイス航空の飛行機が飛ぶ

 

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      ☆ランチ・タイム

   首都ファドゥーツのレストラン「アドラー」       明るく雰囲気の良い内部             濃厚なスープ

 

   侯爵家のワイン     またもドイツ料理、ソーセージとポテト              デザート

 

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            ☆街並み

         小奇麗なホテルが並ぶ メイン通り、15分ぐらいで端から端まで歩けそう

      子供達はこの雪で雪合戦           街の名前                市庁舎



                  スケートリンク               街で唯一のリンク

   街の至る所からファドゥーツ城が見える            レストラン街               郵便局

               観光局 EUはパスポートに印不要、記念に押してくれる                観光案内

 

                 博物館                    政府庁舎

        国会議事堂のユニークな建物          国会議事堂の上にはファドゥーツ城が見える

 

          ☆エピソード   

リヒテンシュタインの国章

 国家「若きライン川の上流に」のメロディーがグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)及びイングランドのもの(神よ女王陛下を守り給え)と全く同じである。

 (関連動画参照。なお歌詞は独自)。

             動画・・・リヒテンシュタインの国歌 
            
             動画・・・イギリスの国歌

 そのため、2003年のEURO2004サッカー予選、リヒテンシュタインで行われた対イングランド戦の試合前の国歌斉唱で、イングランドが英国歌を4回連続で歌ってしまった(この曲は短いので通常2回繰り返して演奏される)。

 特にブーイングもなかったらしく、イングランド勢は「なんで同じ曲が二回流れたんだろう?』と不思議に思いながらも、きっちり自国の国歌を繰り返し歌いきったという。

何故か?

 リヒテンシュタインは小国。当初は侯爵がオーストリア出身ゆえオーストリアとの付き合いが多かったが、第一次大戦でドイツ・オーストリアが敗戦したためリヒテンシュタインは焦った。

 戦勝国イギリスの機嫌をとるためにとった行動、それはリヒテンシュタインの国歌をイギリスのメロディを採用する事とした、作詞は独自のものである。

 小国は風見鶏でなければ維持出来ないというエピソードである。

 その後、リヒテンシュタインはオーストリアからスイスへと全てで提携していった。

 

              大聖堂            マリアとキリストか

            
          大聖堂内部              珍しい木の宗教画

 

               切手博物館              ポスト・ミュージアム

         ☆経済



リヒテンシュタインの切手

 リヒテンシュタイン大な資産に加え、精密機械・切手発行・観光などの産業によって非常に豊かである。

 タックスヘイブン(租税回避地)としても知られ、免税的の外企業のペーパーカンパニーが集中。人口をえる数の法人企業が登録され、そこから得られる法人税全体の収入の40%にも及ぶ。

 このために民には所得税などの直接税がなく、住宅ローンすら利子でOK。挙句の果てには刑務所すらホテル並みの広さに充実した娯楽、食事はホテルのケータリングという豪さであるという。ただしこれは優遇しているわけではない。少ない囚人の為に食事の施設を作るよりも外注の方が安いためと言う。

 ただし、あまりの企業の集中ぶりに、被を受ける形のEUからは苦情が出ている。

        ミニ国家は切手が人気          侯爵の切手             飛行機が無いのに

         昔の郵便配達人           マニアはまとめて買う

        今や、国家予算の10%を占める切手売上     切手がほしくてこの国へ来る人も多い

 

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        ☆ファドゥーツ城までのミニ・ハイキング

  街の横町から登る    120mの高度差を20分程度、結構汗をかく    樹林帯からようやく空が見えてきた

     アルプスの山が見えてきた     120m下の街並みも見えてきた      途中、城の見取り図が看板に

          登山道と自動車道路が合流、お城が圧倒的に迫る

     リヒテンシュタイン家 (国家元首)



 ハンス・アダム2世 国家元首

 リヒテンシュタイン国家元首の地位は代々リヒテンシュタインの当が引き継いでいて、大きな政治的権限を持っており、「ヨーロッパ最後の絶対君制」といわれている。

 リヒテンシュタインは元はオーストリア貴族で、リヒテンシュタイン公国の何倍もの面積の土地をオーストリア内に保有するなど非常に裕福。

 ハンス・アダム2世は、ヨーロッパの君主のなかで所有資産が最大であり(2位はモナコアルベール2世)、約50億ドル(同時期の日本円換算で約5500億円)を所有している。

 リヒテンシュタイン家はオーストリア・ハプスブルク家の家臣であった。

 これだけの持ちであるため、リヒテンシュタインから一切の歳費は受け取らずに、むしろの側が国家運営リヒテンシュタインの資産に頼っている(通常は税や資などのの収入でまかなわれる)。
 なお、昔はもっと土・別荘をプラハなどの外に保有していたのだが、ドイツWWII戦後補償の巻き添えや、チェコの共産化などでその多くを失った。

 

        二本の幟がはためく       かなりの高さ、昔は要塞だろう         城の後ろには付属の建物

       フムフム、なるほど!   門番が一人。 鉄格子から内部を垣間見る           中に入りたいな~

                        バッテンは何だ?

     8合目あたりから見る街並み          人口1,100人が住む町        侯爵のワイン畑

 

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   ☆ディナー

      レストラン「ガストホフ・アウ」へ      リヒテンシュタインの女       本日はまずビールから
            サラダ           メインはカツレツ         デザートのアイス

 

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         ☆夜のリヒテンシュタイン

              トヨタがありました           ライトアップされたお城

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      ☆朝の散歩

 寝る前に読んだアルピニスト山野井泰史の本       ホテル横の小川には鴨が

           一羽が寄って来た  「遊ぼう」っていうと、「遊ぼう」っていう。 こだまでしょうか

                               朝のお城と朝もや

              紅葉に包まれるお城        民家の薪ストーブの煙が風情を高める

 

     動画・・・アルプスとリヒテンシュタイン

 

                           カボチャ

              いろいろのカボチャ                 綺麗です

            ハロウィンか?         カボチャとお城          畑にはまだまだある

           昨夜のホテル          B&Bの様なホテル            プールまである

                  朝食レストラン               ビュッフェ・スタイル

  ホテルの壁には現在の侯爵夫妻の写真が             1年に1回、侯爵が国民を招待

 

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      ☆日本人頑張る

   街のレストランに寿司、旨そう、だが高そう    誰が作っているの? 日本人です、と言う  小樽から来ています、と言う20代の職人男性

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     COOPの前庭にはミニチュアのお城が               街外れのライン川

 ライン川に木造の橋、しかも屋根と壁が、珍しい             人間と馬車専用       中程まで行くと、国境が

 

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             ☆リヒテンシュタインの世界一企業

       HiLtiのホームページ

 電動ドリルでは世界一の企業、世界120カ国に拠点をおく。

 イボクラールビバデント社のホームページ

 歯科用の義歯で世界一の企業、世界130カ国に拠点を置く。

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             ☆世界の小さい国 ランキング(面積)

国名

面積 (単位:km?)

人口

地域

特徴

 1.バチカン市国

0.44
日本の皇居の半分

800人

イタリア・ローマの中 殆どが聖職者とスイス人衛兵

 2.モナコ公国

1.49
日比谷公園の12倍

36,000人

フランス南東部 世界的な保養・観光地
 3.ナウル共和国

21
伊豆大島の約4分の1

10,000人

南西太平洋 隆起サンゴ礁の小島
 4.ツバル

26
伊豆七島の新島位

9,800人

南太平洋 島の平均高度は2m
 5.サンマリノ共和国

61
八丈島と同規模

    32,000人 周囲は全てイタリア 観光立国
 6.リヒテンシュタイン

160
小豆島と同規模

35,000人

スイスオーストリアに囲まれている ヨーロッパの君主の中で所有資産が最大

 (番外) アンドラ

470
種子島と同規模

     85,000人 フランスとスペインに挟まれた国家 フランス大統領とスペインの司教国家元首とする

1.バチカン市国

 2.モナコ公国

3.ナウル共和国

4.ツバル

5.サンマリノ共和国

 6.リヒテンシュタイン

(番外) アンドラ

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            ☆略史

 1699年    元はオーストリア貴族、ヨハン=アダム=アンドレアス公(ボヘミア:現在のチェコ)が
          シェレンベルク男爵領「オーストリア帝国神聖ローマ帝国)のハプスブルク家の所領」を購入。

 1712年    続いてファドゥーツ伯爵領(現在の高地部)を購入し、公国の基礎を固める。

 1719年    神聖ローマ帝国カール6世が両領に対し自治権を付与,リヒテンシュタイン公国に昇格。

 1919年    オーストリアが第1次大戦に敗北、ハプスブルク帝国崩壊。 → リヒテンシュタイン,オーストリア
          との関税同盟を解消。

 1921年    憲法制定

 1923年    スイスと関税同盟を締結,スイス・フランの導入。

 1990年    国際連合加盟

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 旅を終えて・・・

 とっても平和な国であった。ミニ国家だが、スイスのミニ版の様でもある。しかし、軍事、外交、郵便、電話などもスイスに依存しているらしいが、それでいてスイスとはそれほど友好的ではないという。

 国民気質が違うようである。小国が故にオーストリアについたり、スイスに付いたり、イギリスの国歌に従属して、大国の傘の下に入る事で巧みに時代を乗り越えてきたようだ。 

 大自然のアルプスに抱かれて、時間がとてもゆったりと流れているようである。ここでは戦争とか、競争とか、争い事が似合わない所である。

 お城と侯爵が国民に愛されている事が分かり、微笑ましい限りである。お互いの信頼関係が構築されている事が窺がわれた。住んでみたい国の一つである。                                    おわり

 

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