佐渡島
佐渡の最高峰「金北山」(1172m)が美しい |
新潟からフェリー | 「花の百名山」を歩く、佐渡島フラワートレッキングはドンデン山~金北山 |
旅の初めに・・・ 2006年5月、東京在籍時の山岳会で「花の100名山」佐渡・金北山のトレッキングと佐渡観光に参加する。 佐渡は人口58,000人、日本の島の中では沖縄本島に次いで2番目の大きさであると言う。昔から配流(島流し)の地で知られており、佐渡金山でも有名である。 現役退職後、札幌に居を移しての参加なので、飛行機や船を利用しての文字通り大名旅行となる。まあ、生きている内に有効になけなしの金を使うのも良いか(?)。 |
☆新潟港→佐渡・両津港
新潟港~佐渡・両津港 ジェットフォイルで1時間 | 両津港に到着 |
☆海を飛ぶ船
「ジェットフォイル」は、ガスタービンで動かすウォータージェット推進機によって、海水を吸い込んで船尾から勢いよく噴射、水中翼で船体を海面上に持ち上げて航行する高速船。 最高速度が時速45ノット(約83km/h)に達するこの高速船は、離島航路に最適といわれており、国内で20隻が就航している。 「この船は、まず(スピードが)速い。それに揺れない。快適、小回りが利く」といい事つくめだが、コストが高く消費も少なく存続の危機にあるらしい。 新潟~両津港は1時間だが、通常のフェリーでは2時間も必要。 |
両津フェリーターミナル | 「芸能とトキの里」の大看板が港に |
☆佐渡の民宿
佐渡の民宿に泊まる | 古くから「朱鷺の傷湯」と呼ばれた温泉 | 佐渡の魚貝が並ぶ、酒は銘酒「北雪大吟醸」 |
☆トレッキング (ドンデン山→金北山)
トレッキングドンデン山荘~金北山 5時間程度 | 標識もはっきり | 2時間程度で中間地区 |
「花の100名山」 と言われる。シラネアオイ | ヒトリシズカの大群落 | オオイワカガミが鮮やか |
航空自衛隊のレーダー | 最高峰 金北山(1172m)は奉行の大久保長安が命名 | 白雲台の民宿で今夜は打ち上げ |
山岳会のメンバー、花が目当ての女性が多い |
民宿・桃華園の離れを借りて大宴会 | 金井温泉でさっぱり | 今夜の食担はポトフ料理 |
佐渡の黄色い花「カンゾウ」の群落はつとに有名 |
島全体が黄色く染まりそう |
☆佐渡観光
佐渡歴史伝説館 | 日蓮上人は鎌倉幕府の怒りに触れ2年5カ月配流 |
能楽の大成者・世阿弥は足利義政の怒りで配流 | 安寿と厨子王丸伝説 | 鎌倉幕府の転覆に失敗した順徳天皇は22年後死 |
佐渡に売られた母を探すために佐渡を訪れた安寿と厨子王 | 新潟県の佐渡に伝わる民話「鶴女房」 | 佐渡は知られざる能楽の宝庫、島内各地で催される薪能では幽玄の世界を満喫できる。 |
佐渡金山 | 中に入るとリアルに再現されている | 全て人形で説明 |
金ののべ棒作り | 出口では金塊を取り出し下しゲーム、時価6000万 | 鉱山出入口 |
佐渡名物「たらい船」 | 観光客の一番人気 |
☆帰り道
今夜は新潟の歓楽街へ | 新潟駅前の豪華ホテルだが、この時期格安 | 地元人気店「いかの里」で海の幸を満喫 |
旅を終えて・・・ 佐渡の山は楽で歩きやすく、花の群落もあり人気の山と言うのがうなづけた。 金山の歴史、配流の背景など社会科の勉強にはちょうど良かった。新潟の赤提灯街も良く、大満足の山旅であった。 おわり |