世界の支配者は誰か?
現在、世界の支配者は誰か? あるいは何処の国か?と問われると、通常はアメリカ、ロシア、中国と応えるであろう。最近ではイスラムとかイスラム国などが予備群として名があがりそうである。 しかし、ここでは 「スイス」 と云うことで話を進める事にする。 あの永世中立国が? と誰しも思うだろうが、そこは歴史とか世の中の裏の背景を知らない人達の一致した見方となる。 多少、想像力で詳しい人ならば、次の言葉で 「ウ~ン」 と頷くはずである。 「イルミナティ」、「フリーメイソン」、「シオニズム」・・・ 今回はこれらとの関連性を考察しながら進めたい。 |
話を進めるに当たり、世界の支配者をひもとくカギとなる、基本的な3つの用語を簡単に整理して見た。詳しくは上記の専門書に委ねるとしてそれらを簡単に記してみた。今やどこの書店でもこれらの本は山となっている。その著者は宇野正美、内海聡、大田龍、UBS銀行ウェルス・マネジメント サイト等々である。 ●イルミナテイ ~ 秘密結社。宗教的な活動からテンプル騎士団、シオン修道会、アサシン、フリーメイソンとの関連等を持つとされる。一方陰謀論に おいては、密かに世界へ手を伸ばし影響を与えている影の権力であるとされる。 ●フリーメーソン ~ 表向きは友愛結社として全世界に存在し、その会員数は600万人に上り、社会福祉と慈善活動を主としている。 しかし裏では世界を牛耳っていると噂の秘密結社でもある。 ●シオニズム ~ イスラエルの地に故郷を再建しよう、あるいはユダヤ教の復興運動を興そうとするユダヤ人の近代的運動。 |
「ザ・ナイン・アンノウン・メン」(9人の無名の男性とでも訳する) ↓ 「ザ・セブン」 ↓ 「一三種族」 ↓ 「三三人評議会」 (フリーメイソン第三四階級に相当) ↓ 「三〇〇人委員会」 (イギリスに本部を置く影の世界政府の最高上層部とされる組織) ↓ 「イルミナティ悪魔の13血流」 (下記参照) ↓ 「イルミナティの13血族」 (下記参照) |
☆「イルミナティ悪魔の13血流」
当時のヨーロッパ貴族 |
上記の一族の多くはハプスブルグ家の貴族だが、貴族同士の勢力争いとハプスブルグ家への不満がつのり、やがては金と軍隊を持ち、ハプスブルグ皇帝など居なくても「自分で独立できる」と考えたのである。それぞれの一族は独立し、それぞれの分野で資産を作り、それをロスチャイルドに貸付、そしてその資金は皇帝に貸し付けられた。どの国の皇帝も戦争の費用で借金だらけになる。 皇帝に反逆した貴族達は、兵器と富と産業を求め、スイスに結集した。これが、やがて現代の金融国家スイス、マネーロンダリング天国スイスを形成する。 |
☆「イルミナティの13血族」
初代 ロスチャイルド |
こちらは上記の、シェルバーン一族らから資金を調達して企業を経営。
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☆世界の支配者:シェルバーン一族の歴史
☆「イルミナティ悪魔の13血流」の中から、代表的な 「シェルバーン一族、スイスユニオン銀行経営」 に今回は焦点を絞ってみる。 |
スイスは南欧と北欧、そして東西の商業圏の交易の地として位置する | スイスはアルプスの山に囲まれた国で交通網の整備が必要であった | アルプス越えのゴッタルド峠の開通で、ヨーロッパでスイスの重要性が高まった | 支配者の筆頭、シェルバーン一族のスイスユニオン銀行 |
13世紀のスイスの都市を研究しなければ、現代の事は分からない。 |
歴 史 背 景
古代ローマ帝国 と、その末裔であるハプスブルク帝国の皇帝の絶大な権力による支配は、その部下である貴族達に大きな不満をもたらした。人間、誰しも他人に支配等されたくはなかったのである。しかし、そこにはローマ・カトリックに対する、異端・キリスト教原理主義(その原型であるドルイド教)の教義、「人類絶滅を至上目的とする」が深く関与していた。 この異端を信奉する貴族達は軍事力を持ち、また領地で農民を働かせ、農産物を農民から暴力で奪い、その富を蓄積していた。金と軍隊を持ち、皇帝など居なくても「自分で独立できる」と考えたのである。そこで、各地で皇帝に対する闘争・戦争を引き起こし、時には異民族であるトルコ軍を招き入れ、皇帝と戦争を行わせる。この絶え間無い戦争は「人類絶滅」の目的に沿って実行された。
ハプスブルグ家とスイスと貴族 当時、スイスの小さな領主であったハプスブルグ家と神聖ローマ帝国のせめぎあいの結果、1291年8月1日、スイス国内3地域の代表が「永久同盟」でまとまり、スイスの建国記念日となる。 その後、ハプスブルグ家の貴族たちは独立していく。 皇帝は戦争の費用で借金だらけになる。この金を皇帝に貸し付けたのが貴族の一人ロスチャイルドである。 皇帝は担保として土地を差し出し、やがては借金が返済出来なくなり、担保の土地をロスチャイルドに取られてしまう。そして、この銀行家ロスチャイルドの資金をロスチャイルドに与えていた預金者が、皇帝からの独立を狙う騎士・貴族達であった。
シェルバーン一族の他に、エッシェンバッハ一族、レーゲンスベルク一族、サヴォイ一族(ダイアナ元皇太子妃の暗殺犯)、キーブルク一族、フローブルク一族、ラッパースヴィル一族、トッゲンブルク一族と言った貴族達が、ロスチャイルドに資金を貸し、ロスチャイルドがその資金を皇帝に貸し付けていた。
ロスチャイルドは、こうした貴族の「使い走り」でしかなかった。借金が払えなくなった皇帝からロスチャイルドが担保の土地を取り上げると、当然、その土地は、資金提供者であった貴族の所有物となる。こうして皇帝の権限の届かない土地が貴族・騎士達によって、都市として独立する。 産業革命が起こる以前、農業以外の産業としては綿織物等の手工業が主流であった時代は、河の水流を使った水車が動力であった。この動力が得られる、スイスのような山間部が産業地帯となり、さらにスイスでは、現代の時計につながる鉄砲、刀等の精密機械業、金属加工業が発達し、山間部で火薬原料も採掘された。産業と兵器が、スイスにあった。 綿花はインド製の物等がヴェネチアから荷揚げされスイスに届き、スイスとヴェネチアは姉妹都市であった。やがて貿易で富を作ったヴェネチアの貿易業者=金融業者がスイスに移住する。
皇帝に反逆した貴族達は、兵器と富と産業を求め、スイスに結集した。これが、やがて現代の金融国家スイス、マネーロンダリング天国スイスを形成する。こうして、西暦1200年以前に成立した、原初形態のスイスの都市国家は、わずかに35都市、その中で人口が2000人を上回るのは11都市に過ぎなかった。しかし、この都市が連合し、やがて国家を形成して行く。 これが現在の国家の出発点であり、国家とはローマ皇帝の「質流れ品の寄せ集め」であった。国家制度の起源は、ここにある。西暦1200年という、現代から800年以上、時代を遡る事で、ロスチャイルドを支配し、その背後にいる一族達の姿が浮かび上がって来る。 |
元、オーストリア・ハプスブルク家の家臣であった貴族リヒテンシュタイン家が、スイスの隣に購入した国が、ミニ国家で有名な「リヒテンシュタイン公国」である。 参考に、当ホームページの管理人が旅行し、作成したホームページを下記に掲載した。 |
☆リヒテンシュタイン家 (国家元首)
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リヒテンシュタインの国家元首の地位は代々リヒテンシュタイン家の当主が引き継いでいて、大きな政治的権限を持っており、「ヨーロッパ最後の絶対君主制」といわれている。 リヒテンシュタイン家は元はオーストリアの貴族で、リヒテンシュタイン公国の何倍もの面積の土地をオーストリア領内に保有するなど非常に裕福。 リヒテンシュタイン家はオーストリア・ハプスブルク家の家臣であった。 これだけの大金持ちであるため、リヒテンシュタイン家は国から一切の歳費は受け取らずに、むしろ国の側が国家運営をリヒテンシュタイン家の資産に頼っている(通常は税金や資源などの国の収入でまかなわれる)。 |
スイス傭兵がスイスの未来を開いた。。。 |
ユングフラウ三山~スイスは山ばかり
あまりにも有名なマッターホルン スイス傭兵(現在はバチカン市国のみ) |
スイス傭兵は、主にスイス人によって構成される傭兵部隊で、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ各国の様々な戦争に参加した歴史がある。特にフランス王家とローマ教皇に雇われ、特にスイス歩兵の精強さがヨーロッパで認められるようになったのである。
当時、ヨーロッパ最強とされたハプスブルク家の軍勢を、スイス兵が壊滅させた事実は各国に知れ渡った。何故強かったか? 国土の大半が山地で農作物があまりとれず、めぼしい産業が無かったスイスにおいて、傭兵稼業は重要な産業となった。また傭兵稼業によってスイスは強大な軍事力を保有する事となり、隣接する他国にとっては、侵略が極めて困難であり、侵略しても山ばかりで、それに見合った利益が得られない国と看做されるようになり、よってスイスの安全保障に貢献し、「血の輸出」と呼ばれた。
しかし、1874年にスイス憲法が改正され傭兵の輸出を禁じるようになり、1927年には自国民の外国軍への参加を禁止したため、スイスの傭兵輸出産業は完全に終了することになった。今ではバチカンの傭兵のみである。
スイス傭兵が優秀であった要因はつぎのとおりである。 険しい山岳地帯の貧しい暮らしに耐え抜く強い意志、 雪の絶壁や氷の断崖の危険も恐れぬ胆力、 粗食、欠乏、寒気に馴れた生活態度。 1本の鋼鉄の棒で動物をしとめる能力、 十数時間も休まずに山登りする体力、 苦痛に対しての忍耐力、 どれひとつとっても、戦士としての要件を満たしているのがスイス兵であると言われた。
だが、とくに律儀なスイス人は、派遣された国の意思に忠実で、スイス兵同士が戦う場合もあった。一家の兄弟で、兄はプロテスタント・オランダの兵として、弟はハプスブル家のカトリックの兵士として殺しあうといった悲劇も珍しくはなかったと言う。 やがて、こうした悲劇がスイス国内の傭兵反対世論となって、派兵をやめるきっかけとなったのである。
スイスの傭兵が全ヨーロッパに広げたネットワークは、その後のスイスの金融や商工業発展の礎となる。 縦横につながった人脈や情報網は、大都市でのビジネスネットワークや銀行の国際決済システムの基盤となって今日に至るのである。 |
スイスで金融が栄えた要因 |
地理的にヨーロッパの中央に位置するスイス。 その発展の重要な契機となったのが、1220年のアルプス山脈を越えるゴッタルド峠の開通である。 農業革命で収穫力が上がり、南欧と北欧の商業圏の交易でアルプス越えが活発になり、スイスは地形的に通過せざるを得ない要所となり、人や物品、情報が集まった。これに伴って、自然発生的に金や現金、有価証券等の預かりや両替などを営む商人が現れたのだ。
輸送手段としてライン川があり水運が良かった。 またスイス産業の要である時計は小さく原料を運ぶにもコストが少なかった。 15~18世紀、スイスは産業が乏しく世界に傭兵を送り「血の輸出」するしか方法がなかったが、それが見直され時計産業に重点を置くようになる。
スイス人が特別手先が器用だったわけではない。それしかスイスの風土に合った職種がなかったと言えよう。何故ならば、傭兵はかなわず、農業も山や谷が多くかなわず、出稼ぎも無くスイス人の堅実・根気・真面目さ等が精密産業にマッチしたといえよう。 スイス人傭兵が自分の命を顧みない程の律義さ、国民の堅実、根気、真面目さが後に世界中から信頼度が増して今日の成功につながっているのである。 |
スイスの銀行は世界一の信用 |
永世中立国が信用
ナチスドイツのヒットラーにも屈しなかった
金庫番としての信用 |
スイスは1940年の大戦で、ドイツにも屈しなかった
ドイツ・イタリアによる世界大戦で、アルプス越えを求められたが反対をし、 国内侵攻を拒否。 ドイツがスイス領土を越えようとすると、スイスは山岳やトンネルを爆破して阻止すると主張、その結果、ナチスドイツはあきらめざるを得なかった。 この様な事から、スイスが世界中から信用され、ひいては銀行業の信用につながっている。
18世紀、ヨーロッパの富裕層は自国の不安定な状況から資産を守ることができる場所を求め、軍事的、政治的に安定したスイスに白羽の矢を立てた。 ヨーロッパに混乱が起きるたびに、スイスへの資金流入は続いた。こうして集まった外国からの資金を両替・管理・運用する必要から、スイスの金融業はさらに発展した。
スイスは1815年以降、紛争に関わらない「永世中立国」であり、地政学的に紛争に巻き込まれるリスクが限りなく低い。 そして、経済的に安定し、国家として金の保有量も多い。こうした理由から、"金よりも堅い"と称され、スイス・フランは国際取引における決済通貨になった。 政治・経済・通貨という3つの安定要素が揃っていること。さらに、「銀行秘密」を国の法律で義務づけた秘匿性も手伝って、スイスは世界中の資産を引きつけた。
世界各国の独裁者や犯罪者が利用していると言われ、「独裁者の金庫番」「犯罪者の金庫番」とも呼ばれる所以である。 当時から、噂にのぼる人物は、北朝鮮の金正日、フィリピンのマルコス元大統領、コートジボワール、チュニジア、エジプト、リビア、ロシア、ペルー、台湾、パレスチナなど外国の指導者、ナチスドイツの指導者、何れ中国などの共産国の名も出てくるかもしれない。また宗教関係者も例外ではないと云われている。 |
スイス金融は世界の革命家・独裁者にも投資する
何故スイスを亡命先に選んだのかは、それぞれで推測していただきたいが、当時のスイス金融界の当事者達も、先行投資で人材にも投資していたであろうことは推測できる。革命が成功した時は国家予算単位でスイスが関与できるであろう事は間違いが無い。 同じく、イタリアの独裁者ムッソリーニも同様である。 同じ時期に、レーニンからマルクス・レーニン主義のレクチュアーを受け、やがてイタリアの独裁者となっている。 レーニンとムッソリーニが若かりし頃、連日通って議論した「カフェ・ODEON」がスイスのチューリヒにある。 レーニンは、オデオンのテーブルに何時間も陣取って、来るべきロシア革命の構想を練ったともいわれている。 推測の域は出ないが、スイスの金融界の指導者がこの二人に接近し、革命に用する資金調達と、成功後の金融取引程度は当然話をしていたであろう。 歴史は面白い。その国、その場所、訪れた人々達からいろいろな事柄が推測される。 2014年、私も 「カフェ・ODEON」 でしばし酒を飲み、彼らが座っていた席を見ながら大胆な想像をしたものである。 問題国家である、北朝鮮の最高指導者「金正恩」も、学生時代はスイスでひそかに学んでいた。父親の「金正日」が膨大な資金を預金していた事は周知の事実である。スイス金融界が彼ら親子と密接であった事は窺い知れるわけである。 資本主義であろうが、社会主義、共産主義であろうがスイスは金を出す。ユダヤ商法もしかり、どの分野でも綺麗事は通じない。 |
カフェODEONは長い歴史を見てきた | このカウンターの片隅で、レーニンとムッソリーニは革命の話 | ワインを傾けながら雰囲気抜群の店内 |
レーニン | ムッソリーニ | 金正恩 |
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スイス人の語学力がスイスの発展に |
その昔、スイスはヨーロッパ各国からの支配や住民が移り住んで、小さい国土なれどドイツ人、フランス人、イタリア人等が混在してきた歴史があり、言葉も3カ国語+ロマンシュ語を話す生活が求められた。しかしスイス語と言うのは存在しない。 複数の言葉を習得するには困難さがあったであろうが、それが逆にプラスとなっている。 スイス傭兵として評判を得たのは、複数の言葉を話せる事が重宝となったと言う事、また、近代の観光業で成功している要因の一つには、その語学力が観光客に受けられている事があげられる。今では当然、英語も話す人が多い。 当然、世界中の国を相手にする銀行や金融業もその語学力が強みである。 観光でスイス鉄道に乗車すると、車掌はドイツ語、フランス語、イタリア語は勿論、英語も堪能である。日本人と知るや、簡単な日本語で応対までしてくれる。これがスイスのサービスなのである。 |
スイスの主要産業 |
機械産業 | 機械、電気、金属産業はスイスの輸出全体の約3割に貢献している。 約33万人の従業員。 |
化学産業 | 薬品、食品、精密機器、電子機器等。従事者28万人。 |
時計産業 | 世界の時計全生産高の5割。従事者3万人。 |
観光業 | 世界観光機関(UNWTO)の発表によれば、スイスは、2008年の観光収益で世界の19位、観光者数においては、27位(年間840万人)にランキングされた。 2008年、国外からの旅行者による観光収益は、国内総生産の3%を占め、観光産業は、機械産業、化学産業、時計産業に続く4番目に重要な輸出歳入源である。 2005年、観光産業には、全就労人口の4.4%が従事している。 |
金融 |
銀行業~資産管理等で世界でトップの地位。スイスの総就労者数の6%以上、従事者21万人。 保険業~クレディスイス等 |
農業 | 農地の3/4は草原と牧草地、それを生かして観光資源としている。 従事者4%、17万人。 |
シェルバーン一族とは・・・ |
スイスという国の銀行へは、世界中の大富豪がお金を預けている。世界の皇室も預けているようである。エリザベス女王とか各国の王侯貴族も当然預けているだろう。 もちろん12億人の信者を持つカトリック・バチカンも当然であろう。
果たしてその莫大な資金は、どう運用されているのか。 ロスチャイルドやロックフェラーは戦争を起こしては、敵対する両陣営に金を貸し付けては過去・現在も儲けているが、その金を出す黒幕はスイスの銀行だったわけだ。ということは、世界中の戦争は、世界中の大富豪のお金で行われているということになる。
一昔前の米ソ冷戦しかり、その後今日に至るまで、戦争や紛争が起こる度に米・英・仏・ロ等が両陣営に資金を出しており、その資金の多くはロスチャイルドやロックフェラーを通じてスイスの銀行から出ているのである。 ロスチャイルドを奴隷として扱う人物で、スイス金融界の「ドン」として君臨しているのが、スイスのシェルバーン伯爵(元、英国情報部のトップ)。
スイス金融は世界の富豪から資金を集め、ロスチャイルドを利用して領主や国家をそそのかせて戦争を起こし、両陣営に融資をしていたと云われている。 勝っても負けても借金は返すしかなく、払えなければ土地を手放すことになるが、その土地をロスチャイルドが受け取り、スイス金融へ渡し、そこから資金提供者へ分配され、領土は切り分けられることになる。こうして、国家解体を行っているのが、スイス銀行とその資金提供者であるといえる。
アメリカのみならず、全世界で事件を生み出し、いわゆるワン・ワールド政府という社会を目指している。身分も高く「先祖伝来の遺産を継ぐ」立派なファミリーの心と意識と哲学を支配する、この陰謀の首謀者シェリバーン男爵とは、いったい何者だったのか。
ボストン、ジュネーブ、ローザンヌ、ロンドン、ジェノバ、ベネチアなどに住み、アヘンと奴隷で信じられないほどの富を築いたファミリー、ウィリアム・ビット、マレット一族、シュルムベルガー一族のようなファミリーも含めて、シェルバーン伯爵は、その心と頭脳を支配しているのである。 シェリバーン伯爵は何よりもまず、スコティッシュ・ライトのフリーメーソンであり、イギリス、フランス、スイスのイエズス会と強いつながりを持っていた。
ここまで時系列・体系的にみてくると、世界の支配者は結論として、スイスの「イルミナティ悪魔の13血流」という事になる。 今回はシェルバーン一族だけを取り上げたが、タクシス一族、サヴォイ一族他をつぶさに調べるとより鮮明になってくる。 いつの世も、いつの時代も、どの組織でも真の実力者は表には出てこない。多分、この13血流や「ザ・ナイン・アンノウン・メン」以外に実際の実力者がいると思われる。 想像すると、文明や国の始まりであるイギリスなどのヨーロッパ圏、世界の三大宗教関係等が関与していると思われる。決して表に出ない集団だからこそ興味が湧く。 終わり |