地中海クルーズ紀行
MSCファンタジア(地中海クルーズ船)の全景 |
旅の初めに・・・ 2015年9月の「カリブ海クルーズ」があまりにも印象に残ったため、引き続き2016年2月、人気の「地中海クルーズ」を計画した。 何故かと問われるならば、そこは 「天国」 としか言いようが無い。その訳は経験した人でなければ理解できないでしょう。 海外旅行は100カ国を経過した後、少々危険地域が多くなってきた。また最初に夢中になっていた海外遠征登山も魅力に掛けてきた。 何れも危険・厳しい・汚い・苦しい・困難等の5Kであったが、船旅はパラダイス・ポエム・パライゾ・プロムナード・パステラカラーそしてピクチャーの5Pであろうか。 さあ~15日間のクルーズを楽しみましょう。 |
行程図 |
MSCファンタジア MSC ファンタジア(MSC Fantasia)は、MSCクルーズが所有・運航しているクルーズ客船。 MSC ファンタジア級の1番船で、竣工時はMSCクルーズ最大の客船であり、かつヨーロッパ船主の所有した客船としても最大であった。 2008年12月10日、STXヨーロッパ サン・ナゼール工場で竣工。船価は約5億ユーロ。12月18日にナポリで行われた命名式にて、女優ソフィア・ローレンによって命名され、12月20日より地中海クルーズに就航した。 その後、同型の2番船が2009年、3番船が2012年、4番船が2013年に竣工した。 ・ 総トン数 137,936 トン ・ 全長 333.3 m ・ 幅 37.9 m MSCクルーズ MSCクルーズはヨーロッパを根拠地とし活動するクルーズ会社。名前の通り、世界有数の海運会社であるMSCの子会社である。 1920年にラウロ家によりナポリで創業した船会社「フロッタ・ラウロ」が前身。 現在ではカーニバル・コーポレーション(アメリカ)、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(アメリカ)に次ぎ、世界第3位のクルーズ会社である。 MSC MSC(Mediterranean Shipping Company S.A.)はスイスのジュネーヴに拠点を置く世界第2位の海運会社。第1位はデンマークの首都コペンハーゲンに本拠を置く海運コングロマリットでマースクライン。 |
☆ 出 発 (成田~ドイツ・フランクフルト)
ルフトハンザドイツ航空で、成田~フランクフルト~ローマへ、およそ15時間、ANAのマイレージもサービス | 機内食は以前に比べ、昨今充実してきました |
世界で一番人気のドイツビールで先ずは乾杯! | 免税店でフランスワインをゲット | ワインで退屈をしのぐ |
☆乗り継ぎ(フランクフルト~ローマ)
トランジットはフランクフルト | ローマ空港 | ローマ市内のホリデイ・インで疲れを取る |
☆ローマ~チヴィタベッキア(出港地)へ
82kmをバス移動、イタリアの笠松並木が美しい | オリーブ畑、さすが世界のオリーブ生産量第2位 | パスタの原料、小麦畑も延々と続く |
この時期2月はアーモンドの花が真っ盛り | 桜にそっくりな花 | アーモンドと競うように咲くミモザも美しい |
☆チヴィタベッキア(出港地) 到着
港には巨大なMSCのクルーズ船が寄港している |
港にはヨットが多数 | 都市の名は「古代の街」を意味、古城か? | 既に多くの人が乗り込むために集まる |
近くに行くとまるでビルの様、高さ40mとか | トランクや手荷物は自分で運ぶ、何百人もポーターはいないのです | やれやれようやく着いた。受付順番を待ちましょう |
受付後、セキュリティを通過。危険物、アルコール持ち込みは禁止。ウイスキー1本はOKでした | 船内で飲むワイン・ビール・水の割引セットを購入 | 入口は船の5階部分から入る |
☆キャビンへ
MSC ファンタジア全景、5,600人を乗せて出港 | 海側バルコニー付キャビン | 見取図 |
前方がバルコニー、部屋は1日に何度も掃除をしてくれる | バルコニーから地中海を見ながら酒もヨシ、読書もヨシ |
そろそろ出港かな | 心地よい春風が注ぎ込む |
洗面所、とにかく清潔で船は気持ちが良い | シャワー室 |
有名画家の絵が、日本語がちりばめられ、心憎い演出 | 日本語と、ゆかりの物が描かれている |
画家はこの人、イタリア出身でこの船専門 | 画家名 | 作業風景 |
☆クルーズ新聞
毎日キャビンに配達される翌日の英字新聞 | こちらは日本人向け新聞、3~4ページ、翌日の催しものを紹介 |
☆最初のランチはカフェテリアへ
1日中賑わうカフェテリア、世界各国の人々が | 地中海の青い海を眺めながら | ラッキョウもありました、日本人なら食べましょう? |
☆チヴィタベッキア(港)
多くのフェリーが発着するほか、地中海クルーズ船の拠点となっている。 人口は約5万3000人。ティレニア海に面し、「ローマの外港」と称される重要な港湾都市である。 都市の名は「古代の街」を意味する。 |
チヴィタヴェッキアは地中海クルーズ船の拠点 |
カモメもお見送り | 5階はレセプション、1~4階は船のスタッフ、5~18階まで利用者 |
☆避難訓練&船内説明会(必須)
タイタニック事故の様に、ならないために出席は義務付け | 黄色の避難器具の装着はしつこい位徹底、避難経路も確認 |
☆常に演奏会
5階のレセプション広場では、様々な演奏が聞かれる | ウットリ・・・ アレッ!何て曲だったっけ |
☆ディナー
スタッフが勢ぞろいでお迎え、日本人は18時から、欧米人は21時から、これは世界共通の様でして | セット購入のワインで、初日の乾杯! テーブルはグループ別、すぐ親しくなります |
日本語メニューもある、当然14階のカフェテリアも利用OKだが、ここはゴージャス |
クルーズ船の豪華さは、何種類でも食べ放題、ここでダイエットは難しい? |
☆ジェノバ(寄港地)
周辺地域を含む人口約58万人。 ジェノヴァ港はイタリア最大の貿易港である。歴史のある町並みが市内中心地に大きな規模で残っており、貴族の邸宅から庶民の町まで、中世自治都市の栄華を伝える雰囲気がある。 ジェノヴァを舞台とする作品 母をたずねて三千里 - 主人公のマルコ少年は、1882年のジェノヴァから、アルゼンチンのブエノスアイレスに出稼ぎに行った母親を捜しに旅に出た。中世の栄華から衰退していくジェノヴァの市民の生活が表現されている。 |
降りる人、乗る人様々 | ジェノバのガリバルディ通りは世界遺産 | ガリバルディ通り |
ガリバルディ通り | ちょいと一休み |
○フェッラーリ広場
ジェノヴァ市の中心とされている広場である。 |
噴水の色が鮮やか、ここが有名なジェノバです |
○コロンブスの生家
偉大な航海者・クリストファー コロンブスの生まれた家として知られる小さな建物。現在の建物は、実際の生家跡の上に18世紀に復元されたもの。 |
探検家・航海者・征服者、奴隷商人・・・様々な顔を持つコロンブス | 1506年に亡くなってから、ズ~ッと留守らしいコロンブスの家 |
ジェノバの街 |
☆晩餐会
出ました、お待ちかねのムール貝が前菜で、この後パスタも | 本日のメインの一つはポーク、ワインに合う~ |
☆夜の催しもの
サンバかタランテラかそれともフラメンコか | ナイスバディのお嬢さん | 子供、これまたリズムが良い |
☆キャビンでの過ごし方
コーヒーをテルモスに汲み、水、ワイン、85%のチョコ、ナッツ類をカフェテリアから持参し酒盛り | ビールも用意、地中海や大西洋の朝焼け、ご来光、夕焼けを見ては感動。 |
ポケットウイスキーにつまみを用意、気楽な文芸春秋で読書三昧 | 気が向くと難解な本も見る、がすぐ眠くなる |
☆正式朝食会
身なりを整えてグループの方たちと朝食会 | ボーイがディナー同様、オーダーを取ってくれる |
公家か大名になった気持ちでオーダー、婆やに頼むのとは大違い | こんな贅沢していると、日本には帰りたくありません |
この世は天国? ある著名な宗教関係の方が言われていました。 では天国はどんな所で、地獄は? 誰も行った事も無ければ、聞いた事もありませんね。そうです、皆さんは無い物ねだりとも言えます。 一方、人によってはこの反対の方もおります。それは地獄と言うのでしょうか。 我々の現世は喜怒哀楽、春夏秋冬の世界で生きています。これ以上何を望みたいですか? そうです、この世こそが天国なのです。 ムム~ッ。 |
☆レジャー&スポーツ
ジャグジーで国際友好 | プールで腹ごなし |
フィットネスで健康維持 | 食べ過ぎた体は、なかなか元には戻りません!!! |
☆スペイン・バルセロナ(スペイン第2の都市)
地中海沿岸に位置する港湾都市で、フランスとの国境であるピレネー山脈から160km南に位置する。人口は首都マドリードに次いでスペインで第2位の160万人。1992年にはバルセロナオリンピックが開催された。 |
スペイン:バルセロナ港 | 綺麗な街並が続く | 大変 美女がビルに落ちた |
○カサバトリョ(建築物)
スペイン、バルセロナにあるアントニ・ガウディが手がけた建築物の1つ。2005年にユネスコの世界遺産に登録された。 カサ・バトリョは、1877年に建設された建物である。 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例として世界遺産に認定。 |
曲線的なデザインが特徴 | 街の至る所に世界遺産の家並が見られる | スペインらしい遊び心 |
○サグラダファミリア(世界遺産の教会)
日本語に訳すると聖家族贖罪教会。 スペインのバルセロナにあるカトリック教会。 建築家アントニ・ガウディの未完作品である。 |
隣の公園のここがベストポジション | 塔の高さは92m、エレベーターあり |
年間約300万人の入場者数を誇る |
サグラダファミリアの前にある有名チョコ店 | バレンタインデー、買い占める様に買う人々 | これもチヨコで? |
☆モンジュイックの丘から眺める
年間300日以上晴れるバルセロナの街 |
港にはクルーズ船が停泊 |
クルーズ船は18階、1937室に5,600人を乗せて航行 |
丘から見るサグラダファミリアは街の真ん中、クレーンで現在も工事中 |
☆イタリアワイン&高級チョコ
バルセロナで買い求めた高級ワイン(フルボディ) | その名もガウディ、4個の甘さが違う |
☆マッサージ&サウナ
毎日リラックスしているので疲れは無い、されどマッサージの受付 | 45分、東南アジア系の妖艶な女性、2日も通う、しかしタ・カ・イ |
その後サウナへ、ヨーロッパの女性は平気で全裸 | ジャグジーで、港を見る | シャワーですっきり |
喉か乾いたらバーへ | 先ずはビールで、生ビールがやはり美味い |
☆船長主催の出港パーティ
カクテル等がサービス | 今日は最初のフォーマルディ、ドレスアップして撮影会 |
日本人女性は数人が和服でドレスアップ、注目されていた | 和服の女性は、欧米人からツーショットをせがまれ大人気 |
☆夕餉
連日、本場イタリアのパスタ料理に舌鼓 | イタリアワインもウ・マ・イ | 腕の良いコックが、どうだ~と出してくる |
☆モロッコ・カサブランカ
モロッコの都市。モロッコの商業・金融の中心地で、アフリカ有数の世界都市でもある。カサブランカとはスペイン語で「白い家」の意。人口は415万人(2013年)でモロッコ最大、次いでラバト(首都)120万人、マラケシュ66万人、フエス50万人と続く。 国の経済を支えるリン鉱石(世界の75%を埋蔵)や、農産物(麦、ジャガイモ、トマト、オリーブ、メロン)、水産物(タイ、イカ、いわし)、特に水産物は日本にも多数輸出している。そして工業(繊維、革製品)とここカサブランカの港から運ばれていく。 44年間フランスの植民地。モロッコの総人口は3,252万人。面積は(日本の約1.2倍,西サハラ除く)。 |
カサブランカ港 | 霧のカサブランカ、絵になりますネェ~ |
部屋のキャビンから、最上階の船長操舵室が見える | クルーズ船は前後・横にも動き、港に着岸 |
☆名画「カサブランカ」の舞台を訪れる
ヤシの木通り、「カサブランカ」の舞台が見えてくる | 現在は「リックス・カフェ」として残る | ここが舞台 |
悲惨な戦争と恋愛の悲劇 | イングリッドバーグマンは実にいい |
「君の瞳に乾杯!」 一度は女性に言ってみたいセリフです。 「リックス・カフェ・アメリカン」の内部 |
動画・・・カサブランカ最後の場面 (君の瞳に乾杯) |
○ハッサン2世モスク
モロッコ最大の都市カサブランカにある、同国最大のモスク。高さ200mのミナレットがそびえ立つ。前国王ハッサン2世の発案で、1986年から8年かけて建造された。 内部には2万5000人、敷地には8万人が一度に礼拝できる。伝統的な建築工法を用い、モロッコ全土から3300人もの職人を集めて、すべて手作りで緻密な装飾を施した。身体を清める泉や浴場、神学校、図書館、博物館、カフェなどが併設され、そのすべてが税金と寄付金で建てられた。 |
高さ200mは世界第3位 | モスク内には、浴室、カフエ、神学校、図書館、博物館あり | 大西洋に面して立地 |
メディナ(旧市街)
市街中心部の北、カサブランカ港近くにある旧市街。 城壁に囲まれた東西・南北とも1kmほどの地域で、18世紀の市街再建以来の町並が残っている。20世紀のフランス植民地時代もこの市街を保存するように都市が造られたという。 細い迷路のような路地に、野菜や香辛料、雑貨、工芸品などの店がひしめき合っている。 |
モロッコの国旗 | メディナは細い通り | イスラムの衣装姿 |
カサブランカで一番大きなホテル | 迷路で迷いそう |
街角のポスター |
スークの土産物屋 | 彫刻師 | カラフルな絨毯 |
立派な電車、ここがアフリカとは思われない | 街のビル街、ゴミ一つない |
水売りは北アフリカ特有の商売、水よりも写真を撮らせて稼ぐ方が多い |
イスラム圏にはこの服装が似合う | ランチ・タイム |
観光客専用のレストラン | 宗主国のフランスワイン | ビールの名称は「カサブランカ」 |
決して美味しそうに見えないパン | サラダは美味しかった |
主にモロッコ・アルジェリア・チュニジアで食されるタジン鍋 | 牛でした |
☆ユニークなワイン
名前は 「NO NAME」 イタリアのワイン収穫期にはラベルは貼っていない。BARでは水のごとき安く、いちいちラベルは貼らない | 葡萄の葉だろうか |
☆ショー・タイム
連日数百人が押し寄せるショー |
歌と踊りの殿堂 | 一流プレーヤーが奏でる |
☆スペイン・テネリフェ島(スペイン領)
大西洋にあるスペイン領カナリア諸島に属する島。面積は2,034平方キロメートル、人口は899,833人(2008年)で、共にカナリア諸島内で最大である。 諸島最大の都市であり、カナリア諸島自治州の州都サンタ・クルス・デ・テネリフェが島の北東部にある。この島は元々火山島であり、スペインの最高峰、テイデ山 (3,718 m) がある。 15世紀まで、ヨーロッパ最古の石器文化を営むグアンチェ族(北アフリカのベルベル系の部族)が原住民として暮らしていた。1496年、スペインのカスティーリャ王国に征服され、以降、アメリカ大陸へ横断するための重要な中継地として発展。 |
雲行きが怪しくなってきたが | ギザギザの山脈 | 船の方が大きく見える |
乗客3,000人近くが、バスで観光開始 | 針葉樹や広葉樹の緑が美しい |
街は雲の下 | 3,000mまで登ってくると富士山の様な山が | 標高3718メートルのテイデ山 |
○テイデ国立公園
スペイン領内で、七つの島と七つの無人島で構成されているカナリア諸島内にあるテネリフェ島に、今は火山活動を休止しているテイデ山という山がある。
その周囲18900ヘクタール、コロナ自然公園を中心とした54128ヘクタールが、世界遺産にも登録されているテイデ山国立公園がある。 スペイン領内最高峰の山で、海抜の標高3718メートル、海底からでは7500メートルにもなり、大西洋の島にある山としても最高峰、島自体が地球で第三位の規模を持つ火山島で有名である。 テイデ国立公園周辺は固有種の植物が多いことでも知られていて、黄色い花を咲かせるエニシダの一種でテイデエニシダ、双子葉植物のムラサキ科の一種で、成長すると3メートルにもなるエキウム・ウィルドプレッティなどの多種多様な植物が密生している。 |
砂漠を思わせる景色 |
ここはカナリア諸島、カナリアもいました | カナリアの民芸品 |
この景色は映画撮影に使われるとか | 頂上まで登山可能 |
まさしく奇岩 | 親指岩とか |
散歩コース |
花一輪 | ホテルは1軒 |
世界遺産マーク | 説明版 |
☆ランチ・タイム
店名はサンタクルーズ・・・ | なかなか良いレストランのようで | 先ずはワインにビール |
このジャガイモがシンプルで旨い | ビーフと付け合わせのジャガイモ | このオイルが実に美味 |
☆航海は続く
大西洋のカナリア諸島巡りは続く | 大西洋の外海は波が荒い、ゆらゆらとベッドで心地よい |
大西洋の夕陽 |
☆ポルトガル・マデイラ島
最大の都市 フンシャル |
マデイラ島はマディラ諸島最大の島で741km²(日本の奄美大島とほぼ同じ大きさ)、東西に長い形をしている。 最高峰はルイボ山(1,862m)である。島はその名前の由来となった木々(マデイラはポルトガル語で「木」の意味)に覆われ、ラウリシルヴァに代表される豊かな自然が残されている。 また、年間平均気温が20℃前後という温暖な気候、青い海と輝く太陽、年中咲き乱れるカラフルな花やフルーツ等、南国情緒溢れるマデイラ島は、別名「大西洋の真珠」と呼ばれている。 しかしながら、白い砂浜が特徴的なポルト・サント島とは対照的で、島の海岸線は断崖や岩場が多く、海水浴には向かない。 |
マディラ島 (ポルトガル領) | 14万人の人口がいる島 |
レジャーを楽しむ | ポルトガルの人形? | ロナウドはこの島出身のサッカー選手 |
バスで中腹まで登る | 景観が良い |
街路樹が美しい |
山の中腹から見る港 |
○フンシャル観光(ボタニカル・ガーデン)
島の海岸線は険しい崖が多く、ここを段々畑に開墾してぶどうの栽培が行われている。 特に温暖な気候と急な山の斜面を利用して作られた美味しいマディラ・ワインの産地として有名。 冬にはヨーロッパ各国から避寒地として多くの観光客で賑わい、リゾート地となる。 |
ガーデン入口の看板 | チケット売場 |
☆大西洋諸島に咲く花々
☆街の散策
現地ガイドはとても陽気 | 南国大西洋の果物 | ポルトガル・ワインがズラリ、1本買おうか! |
☆ランチ・タイム
巨大ハンバーガー、半分を何とか食べる | ポルトガル・ワインはイケますね~ |
☆ 市 場
大西洋の魚 |
ウナギの様な、そうでない様な | マグロです |
☆マディラ・ワイン
世界三大酒精強化ワイン、テステイング自由 | 今夜のポルトガルワインはこれに決定 |
☆イタリアン・ナイト
今夜はイタリア模様1色のお祭り、赤・白・緑で統一 |
動画・・・今夜はイタリアン・ナイト |
本日のパスタ | デザートその1 | その2 |
イタリアン・ナイトは皆で祝う | 客もスタッフも一緒に楽しむ |
☆ジブラルタル海峡
ジブラルタル海峡の朝陽 | キャビンに爽やかな地中海の風が入る |
キラキラと、まさに光る海、ここが「ジブラルタル海峡」だ |
小学校低学年の頃の愛読書に、「ジブラルタル海峡」と言う言葉が何故か強く印象に残り、大人になったら是非行きたいと思っていたが・・・ ジブラルタル海峡とは・・・ ジブラルタル海峡は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡。 北はイベリア半島のスペインおよびイギリス領ジブラルタル、南はモロッコであり、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口としても軍事上・海上交通上、きわめて重要な位置を占めてきた。 海峡の幅が一番狭い所の距離が14km。 地中海側の両岸の岩山は、古代より 「ヘラクレスの柱」(岬につけられた古代の地名:ギリシア神話の英雄ヘラクレスに由来) として知られてきた。
現在、北岸のジブラルタルにはイギリス軍が、南岸のセウタにはスペイン軍が駐屯し、それぞれは軍港として機能している。 かってイギリスとフランスを結ぶ、ドーバー海峡(50.5km)で活躍した川崎重工業は、世界の目を引き付けた事でNHKの「プロジェクトX」でも紹介されている。 また世界一の海底トンネルである、青函トンネル(53.9km)でも見られるように日本の技術力は世界一である。 |
左手前がヨーロッパ大陸、右奥がアメリカ大陸 | 宇宙空間から見たジブラルタル海峡、その幅14km |
衛星から見た海峡 |
☆演奏会
毎夜演奏してくれるのは女性アーチスト | ラテン系のような女性 | フランス系かな? |
☆ワイン・ティスティング
本日はサービス・デーで少~し安い、ならば・・・ | 3種類、赤・ロゼ・白 | 高級イタリアワインでした |
ちなみに順番は左からが作法とか | さすがにワインに出される物は美味しい |
☆夜 会
紳士淑女?が集まるフォーマルディは、女性のドレスアップ日 | 本日のパスタ |
魚料理 | 肉はポーク |
☆今夜のショー
エンターテイメントハイライトの説明 | 今日も満席状態 | 今夜はオペラ「椿姫」 |
☆カジノ
朝まで続くカジノ、飲み物はフリー |
寄港地に停泊中は開催されない |
☆スペイン・マラガ (ピカソの出身地)
人口は56万人で、スペイン第6位。 地中海に面し、リゾート地コスタ・デル・ソル(太陽海岸)の中心である。 画家のピカソの出身地である。 (マラガの港) |
マラガ港 | 大型バスがたくさんでお迎え | リゾート地、コスタ・デル・ソル |
年間およそ1,730万が訪れる観光地、日照は年間の300日以上のコスタ・デル・ソル |
今日は珍しい雨降り | 街の景観が素晴らしい | ゴミはこの大きな入れ物へ、色で分別 |
ヒブラルファロ城は、イスラム教徒支配時代の城砦 | 闘牛場 |
丘から見るコスタ・デル・ソルの素晴らしい景観 |
○ピカソの家
メルセー広場の角の5階建ての小奇麗なマンションの一角がピカソ誕生の家で、今は美術館になっている。 1階は売店と展示場で51点のピカソのリトグラフを展示している。 壁にピカソの写真が飾ってある螺旋階段を使って2階に上がると、 ピカソの幼年時代や両親、家族の写真を展示した部屋、 画家で美術教師だった父親のアトリエを再現した部屋があり、 父親の描いた風景画がイーゼル・ボードにかかっている。 最初に口にした言葉が「ラピス(鉛筆)」を与えよという意味の 「ピス、ピス」だったという、ピカソに7歳の時から本格的に素描と油彩を教えた父親は、13歳になった息子が鳩を描くのを見て、その腕前に脱帽し、 画家は諦め教師と学芸員のキャリアを進むことを決意したという。 |
街はピカソのお陰で大繁栄、生家の前の公園にあるピカソの銅像 | ピカソ誕生の家は、このビルの1階左端 |
今は博物館、看板 | 毎日、事前予約で時間を指定される |
時間待ちを余儀なくされる | 家の前は公園で、ジャカランタの花が綺麗 | 家の前の道路にもピカソ |
ジャカランタの花 |
ピカソ博物館 |
男か女か? | いつ見ても解らないピカソの絵 |
91才まで描き続けたピカソ | 13才で鳩の絵を描いて父親を唸らせたピカソ | 生家の公園には鳩がたくさん、ピカソは鳩が友達 |
日本の古典落語 『寿限無』(じゅげむ) に似ています |
生家と公園の銅像 | ポーズをとる観光客、順番待ちです |
○ピカソ美術館
マラガ・ピカソ美術館(旧 ブエナビスタ伯爵邸)は、20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの生誕の地、スペインのマラガに2003年にオープンした。 |
生家から至近距離にあるピカソ美術館 | ここも順番待ち | ピカソ美術館の全景 |
☆今夜はアクロバット・ショー
最初はチビッ子ショー |
客席を回る | チビッ子も回る |
本日もやがて満席 | 美女と野獣のアクロバット |
力持ち | 片手で演技 |
☆クルーズ船探索
廊下、左右にキャビン | 部屋のドア、新聞を上に入れる | 深夜3時、目が覚めたので散歩、エレベーター・ホール |
エレベーターが5機 | 階段 | 各階の表示 |
カフェテリア (スペイン語) は、セルフサービスの食堂 | カフェテリアの入口にある手の平の消毒水 |
カフェテリア内の、食べ物配置図 |
さすがに深夜は人がいません | 皿のプレートと、布の中にはナイフとフォーク |
すごい食材です |
各食べ物コーナー | フルーツ | パン |
ヨーグルト | コーヒー&紅茶&水&お湯 | コーヒーカップ |
本日の朝食、肉じゃがが美味い | フィリピン出身のホール・スタッフ |
パン類 | サラミ類 | ケーキ |
グリル類 | 有料飲み物コーナー | こんなの食べる人、いるかな~ |
新鮮野菜コーナー | ピザやハンバーガー、 肉や魚コーナーもまだまだ・・・ |
☆物思いにふける
クルーズ船の最後尾、真面目に人生を考えるコーナーです(?) |
☆エンターティメント:マイケルジャクソントリビュート
マイケルジャクソンのヒット曲を歌うメンバー | 観客も絶好調 | ステージで踊りだす |
☆有料特別メニュー
本日の酒宴では特別有料メニューとした | 27,000円の、イタリア・赤ワイン | ステーキは8,000円、何と20cm |
☆ハッピーバスディ
連日、世界から参加する数百人の晩餐会では、誕生日を迎える人々がいる。スタッフがその度に数人で賑やかにハッピーバースディを歌いながら、その人の前までうやうやしく、お祝いを込めてケーキをプレゼントに来る。 |
豪華なバースディ・ケーキ |
地中海も誕生日を祝ってくれています |
☆クルーズ終了
出港したチヴィタベッキア港に帰港、思い出を残しお別れ | 一路、ローマに向けブドウ畑をバスは行く |
春の菜の花が美しい | オリーブ畑も延々と続く |
☆イタリア・ローマ
○真実の口
ローマにある石の彫刻である。 ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁、教会の正面柱廊の奥に飾られている。元々は下水溝のマンホールの蓋であったらしい。海神トリトーネの顔が刻まれている。 手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされる、手を噛み切られる、或いは手が抜けなくなるという伝説がある。 この『真実の口』をモチーフにした業務用占い機がイタリアで製造された(日本語版もある。)複製品がローマの三越店内にあり。 |
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 | 教会の入口に「真実の口」があり、行列で30分待ち |
イタリアは献金やら寄付受け取りがお上手 | 下水溝のマンホールの蓋とは、何処でどうなるやら解りません |
○コロッセオ
ローマ帝政期に造られた円形闘技場。コロッセウムはネロ帝の黄金宮殿(ドムス・アウレア)の庭園にあった人工池の跡地に建設された。使用開始に当たっては、100日間に渡りイベントが続けられ、数百人の剣闘士が闘いで命を落としている。鉄骨を用いないコンクリートにも関わらず幾多の地震の際も崩壊しなかったのは、全体が円筒形で力学的に安定していたためである. ローマ帝国のキリスト教化に伴い血生臭い剣闘士競技は禁止された。長径188m,短径156mの楕円形で、高さは48m、約5万人を収容できた。 また、天井部分は開放されているが、日除け用に布を張る設備があった。皇帝席には一日中直射日光が当たらないように設計されており、また一般の観客席についても一日に20分以上日光が当たらないように工夫がなされていた。 |
西暦80年完成 | ローマ皇帝もこの道を歩んだ | 馬が似合うコロッセオ |
☆ローマの街並
歩道もレンガ造り | レストランが軒並み | ローマは「ピノッキオの大冒険」が生まれた国 |
○スペイン階段
ローマ市の中心街にある広場。「スパーニャ」とは「スペイン(エスパーニャ)」のイタリア語呼称で、間近にあるスペイン大使館にちなんで命名された。 映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン扮する王女がジェラートを食べたシーンでもおなじみの場所である。 |
スペイン階段は現在半分が修理中 | 噴水前に集まる観光客、スリも大活躍中 | 階段を登るには大変 |
グレゴリー・ペックとオードリ・ヘプパーン | 綺麗ですね~ |
世界一売れるお店のジェラート | カラフル、ローマに来た人は全員が買うとか・・・ | 寒いのに食べました トホホッ! |
○トレビの泉
ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)である。 ポーリ宮殿の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥーヌス(ポセイドーン)が立ち、左に豊饒の女神ケレース(デーメーテール)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されている。 後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、投げるコインの枚数によって願いが異なるとされる。コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われる。 |
いつも賑わう「トレビノの泉」 |
コイン1枚は再度ここに来られる | 2枚では大切な人と永遠に一緒 | 3枚は・・・ |
☆ローマでのランチ・タイム
ローマっ子が行く人気レストラン | 本日は日本人が多い様で |
一番下の「平均ビール」って何だ。 興味津々頼むと普通のビール、翻訳機が壊れていた? |
平均パスタ・・・ | 平均ビーフ・・・ ウフフッ! |
*ヴァチカン
ヨーロッパにある国家で、国土面積は世界最小である。人口819人。 バチカンはローマ教皇庁によって統治されるカトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地、いわば「総本山」である。バチカンの統治者はローマ教皇である。 カトリック教会の中心地となった元々の理由は、この場所で聖ペトロが殉教したという伝承があったためである。 |
テヴェレ川はイタリアで3番目に長い川 | 仲の良いカップル |
今年はバチカン聖年、現地ガイドの計らいで俄か信者でスムーズにお参り? |
屋上にズラリ並ぶ聖人 | ローマに巡礼すると特別な赦しを与えられるとされる「聖年」の年 |
○サンピエトロ寺院
バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。サン・ピエトロは「聖ペトロ」の意で、キリスト教の使徒ペトロ(ペテロ)のイタリア語読みに由来する。キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。 |
聖ペトロの像 | 信者の団体、私は俄か信者 | 狂信的信者? |
世界一の総本山、絢爛豪華 | 世界中の信者20億から集めた蓄財で建築か | スイス傭兵 |
☆カンツォーネ で最後の晩餐
イタリアの代表的なポピュラー・ミュージックのこと。 本来のイタリア語の意味は“歌”というだけで特にジャンルを示すものではないが、一般的にはイタリアの太陽や国民性を思わせるような明るく、朗々と歌い上げられる曲を指す。 |
シーフード・サラダ | 最後のパスタ |
何だったかな? | あまりにも迫力があり、料理の味を忘れてしまった |
動画・・・本場イタリア・ローマのカンツォーネ |
ついに成田空港で出会いました。日本人はシャイですが、外国人は 平気でインタビューを受けていました。 しばし観察。退屈しませんでした。 |
次回の旅はこの「銀河鉄道」で、「宇宙船クルーズ」を計画しましょう |
旅を終えて・・・ 夢の様な15日間、女性は上げ膳据え膳と言うのでしようか、まだまだ続けたい雰囲気の様でした。キャビンも地中海の波で揺り籠のようでした。 文中、現世が天国であると記しましたが、特にクルーズ船では感じます。 次は満を持して宇宙船クルーズでしょう。別の天国にも行ってみたい? その時の乗り物は「銀河鉄道」。そう、運転手はやはり宮沢賢治にご登場いただき、音楽も宮沢賢治の 「星めぐりの歌」 ( 作詞・作曲 宮沢賢治) でしよう。 皆さん、お暇でしたらご一緒しませんか。 お付き合い有難うございました。 終わり |