ワインの作り方

 
 海外旅行に明け暮れ、そして世界中のワインを飲み歩いた結果、今年は一念発起してソムリエになるべくワインスクールに通い出した。
 ホームグランドの札幌や、東京のワインバーにも随分通った結果、やはり基本から行うべきと痛感して、自宅裏にある広大な葡萄畑の葡萄を収穫してオリジナルのワインを生産する事にした。
 酒税法の事もあり、来年度は免許取得をし、自宅を改造してワイナリーを経営する予定である。さしあたり今年度は試行期間で、当局に内緒で御許しを得てのトライアルとした。
  (画像は、たわわに実る我がブドウ園の葡萄)
          (ブドウの種類はキャンベル)

 
 隣近所のご婦人方にもお手伝いをしてもらい1日掛りで収穫を終えた。その日当は現物支給。
 葡萄のその甘い事、素晴らしい味である。
 葡萄の木から、房を採るのは結構楽しいものがある。1個採っては2~3個口に頬張り、なかなか作業がはかどらない。

 一番苦労するのが、房から1個づつ外す作業である。

 大規模ワイナリーではこの作業は機械化であるが、わがしょぼくれ個人ワイナリーではそうもいかない。

 清潔にするため、ゴム手袋をはめて行う。
 葡萄を潰し、皮・種・果汁等全てを容器に入れ蓋をする。
 発酵しにくいので、この時に砂糖を10%入れ、糖分を分解してアルコール度を高める。
 保存は25℃以上の暖かいところがいい。

 発酵する事を考えて、容器の上のほうには余裕を持たせる。         (膨張するので、入れるのは容器の70%位)
 
 既に1日経過しただけで、赤ワインの美味しい味がするではないか。感動!

 1~3日経つと、発酵によるガスで葡萄の皮が押し上げられる。

 これを 1日2~3回下に沈めるようにかき混ぜる。

  (これを怠るとカビが生えてしまう) 

 発酵し始めてから1週間位でワインの味になっていると思う。

 味を見ながら発酵の度合いを確認する。

 

 皮・種を絞る時は右の器で絞り、左の器に取り敢えず入れる。

 発酵が終わったら、果汁のみを別の器に移し、冷暗所(冷蔵庫)で保存する。

 初めは濁っていたワインも1ヶ月ほど置いておくと、ワインを濁らせていた白い物が沈み、透明な澄んだ液体になる。

 因みに、発酵させ過ぎるとワインビネガー(酢)になってしまう。

 数カ月経過して発酵し、アルコール度合いがすすむと味の良いワインが出来上がり。

 オリジナルのラベルを貼り、フアンに贈呈。

 作業完成を祝い、ワイン仲間から慰労を込めて贈られた赤ワインで今夜は乾杯。

  濃厚で重たいフランス・ワインにはやはり相性の良いステーキが合う。

 
    オリジナルのラベルを作成
 Mon Via (フランス語)とは日本語で「俺のワイン」
 生産は2015年、生産者は白頭人(私のペンネームを入れる)
 生産地はサッポロシテイ、美しが丘ヒルズにした。
 鷲の様なマークはお借りしました。いわゆる盗作。
 一番下段の小さな文字はテキトー、フランス語を羅列したのみ。格式が上がるようで・・・
 遊び心は徹底して行いましょう。

 残りの葡萄は干しブドウにしてみた。

 種あり干しブドウは高級とか、これは簡単に作れる。何せほって置けば良いのだから。

 歯ごたえある種も食べられ、栄養価も高いという。

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     ☆漬物コーナー:ビール漬け

   サッポロの秋は早い、すぐ寒い冬が訪れる。秋の紅葉を楽しんでいる内からチラチラと白い結晶が天から舞い降りてくる。

 10月後半から、家々の周りには恒例の漬物用大根が干される。そのような家は殆どが老人世帯。50代以前の主婦は殆どが漬物の文化に馴染まないようだ。

 日本の風物詩とも云える漬物作り、それは和食の代表の一つであると思われるが、時代は変わるのだろう。

 男の料理が叫ばれてから久しい。私も漬物作りを始めてからやや10年になる。例年3~5種類を作るが、結構評判が良い。

 寒くなる11月頃から、漬物漬けの作業が始まる。この時期は海外旅行を変更する。

 スーパーで売っている漬物は口に合わないので、端境期の今回はビ-ル漬けをした。

  キュウリ    大根  

  男の料理:漬物

   キュウリ&大根のビール漬け

  キュウリ5Kg、砂糖800g、塩80g、ビール700cc、

  洋がらし(チューブ)2本  重しをして5日目からOK!

  大根は1~2本、材料は比例配分。

 これが日本酒に抜群に合う。日本の文化をしみじみ味わう

 至福の時間である。

   

 「 ワイン&漬物BAR わが家」

 調べたが、漬物専門のBARが殆ど見当たらない。全国でチラホラあるようだが・・・

 そこで考えた。全国の漬物を集め、美味いワインと共に提供する「バー」を開こうと。

 居酒屋で無く、BARと言うのがお洒落ではないですか。店のネーミングは「わが家」とか「漬物」とか、名前はいかにもドン臭いが、ここは和の日本文化「和食」を大事にするお店です。

 我が農園のワイナリーで作ったワインと、趣味の一つである多種多様の漬物で、歓楽街の片隅でひっそり営むBAR・・・

 

 大盛況になるとチト心配(遊べなくなるので・・・)

 資金提供者、労働提供者はふるってご応募下さい。

  

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